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朝ごはん抜きは太るもと! 美容家が教える「健康的にヤセる」簡単朝食レシピ

年末年始を迎え、月日は“立春”を迎えました。そろそろ冬に溜めたぜい肉たちをリセットしなければと、焦り始めるころでは? ダイエットを始めるときに間違いがちなのは、朝ごはんを抜いてしまうこと。とくに朝は、仕事や家事に追われ、空腹感を感じない方も多く、それなら1食抜いたほうがむしろ痩せるはずと思ってしまう方もいるでしょう。でも本当に痩せたいならむしろ朝ごはんは食べたほうがいいんです! 日中美容研究家の濱田文恵さんが健康的に痩せる方法と簡単朝食レシピを教えてくれます。この機会に朝ごはんへの認識を正して、春までに健康的にぜい肉をリセットしましょう!

朝ごはんの重要性

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【STOP! 大間違い美容】

朝ごはんはただ空腹を満たすために必要だと思っていませんか? 実は、朝ごはんは空腹を満たすだけでなく、1日の活動に必要なエネルギーを補給し、さらには私たちの体内時計をリセットする刺激としても働いてくれるんです!

朝ごはんによる体内時計リセット

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1日は24時間ですが、私たちの体内時計は約25時間周期で活動しています。この1時間のズレをリセットするのが、朝日と“朝ごはん”なんです!

少し細かく説明すると、朝日は脳にある中枢部分を刺激し、朝ごはんは私たちの体の各組織である末梢部分を刺激し、眠りから起こしてくれるイメージです。例えば、食後にインスリンを分泌し、糖からエネルギーを作り出してくれるのがすい臓ですが、すい臓の活動スイッチがONになるので、昼食後の血糖値を下げることができます。血糖値が下がる=脂肪として蓄えられる余分な糖分が減るので、食べても太りにくい体に近づくというわけです。

朝ごはんで筋肉の分解を阻止

朝ごはんは1日の活動に必要なエネルギーの元。私たちは通常、生きるために体温を保持したり、心臓のポンプで血液を全身に巡らしたり、肺で呼吸を行っています。つまり、ただ生きているだけでもエネルギーが必要で、この最低限のエネルギー消費のことを“基礎代謝”といいます。

基礎代謝は高いほど、たくさん食べてもエネルギーとして消費されるので、体は太りにくい状態と言えます。基礎代謝を高くするために欠かせないのが筋肉の量。朝ごはんを抜くと活動に必要なエネルギーが不足しますよね。体はうまくできていて、エネルギー不足になると、体内に蓄積されている筋肉を分解し、エネルギーを作り出します。つまり、朝ごはんを抜いてしまうと基礎代謝の消費に欠かせない筋肉量が減り、痩せやすいどころか、どんどん太りやすい体になってしまうわけです。

いかがでしょうか? この機会に朝ごはんがいかに重要か感じていただけたら嬉しいです。最後にどんなに忙しくても、とにかく朝は何か口に入れてほしいので、とても簡単に用意できる朝ごはんを2つ紹介しますね。

簡単! ヘルシーな朝ごはん

ネギたっぷり豆乳の和風スープ

どうしても時間がないときにおすすめ! 豆乳で筋肉の材料となるタンパク質をしっかり補給しましょう。大豆イソフラボンも豊富なので美肌効果やエイジングケアも期待できます。

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⦅材料 1人前⦆
豆乳 170ml
熱湯 30ml
和風だし 小さじ1
ネギ 10g
塩胡椒 少々

1. 熱湯とマグカップを用意し、ネギを小口切りにしておく
2. 和風だしをマグカップに入れ、先ほど用意した熱湯を注ぎよく混ぜて溶かす
3. マグカップに残りの材料を入れ、電子レンジで2分30秒から3分ほど加熱
4. よく混ぜて完成

まろやかな豆乳の甘味と和風だしの奥深い風味が美味しい一品。前日にネギを切っておけばマグカップと電子レンジだけで完成します!

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《材料 1人前》
ごはん お茶碗1杯(150g)
桜エビ 3g
いりごま 小さじ½
青のり 小さじ½
塩 1g

1. ボウルに全ての材料を入れ、混ぜます
2. ラップに包み、にぎって完成

前日の夜に作っておけば、翌朝には桜エビといりごまの香りがごはんになじみ、香ばしさも同時に楽しめます。また桜エビに含まれる食物繊維・キチンはコレステロール値や血圧の上昇をストップしてくれます。頼もしい食材なんですよ。

どちらも本当に手軽に取り入れられるので、今まで朝ごはんは抜くのがほとんどだった方は、まずは朝ごはんを食べるようにシフトしていきましょう。

©Claudia Totir/Getty Images
©Hitoshi Nishimura/Getty Images

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