彼とエッチをしたとき、なにか違和感を覚えることがあるかもしれません。それが小さな痛みだったとしても、積み重なれば大きな負担になります。果たして相手に伝えていいものか……。今回は、anan総研の女性たちにおこなった「セックス中の痛み」に関するアンケートをもとに、男性の意見を交えて痛みの上手な伝え方をご紹介します。
痛みの原因は…?
anan総研の女性たちに「エッチ中、痛みを感じたことはありますか?」というアンケートを取ったところ、82%の方が「はい」と答えました。
では、それはどんなときに感じる痛みなのか、「はい」と答えた方たちに尋ねてみたところ……。
「久しぶりにエッチをして挿入する時」(28歳・会社員)
「陰核の触り方がちょっと強かった時」(23歳・自営業)
「旦那には、前戯をあまりというかほぼされずに挿入に至るので、正直いれるときはいつも初体験を思い出すほど痛いです」(26歳・契約社員)
「サイズが大きい人と付き合ったときに、毎回挿れる度に痛かった」(33歳・無職)
こういった意見が挙がりました。挿入時だけではなく、前戯中にも痛みが生じるようです。
この結果をふまえ、男性側に「女性の痛みに対して意識を働かせているか?」と質問してみると、「はい」という回答が多数。しかしなかには、「自分が気持ちいいので気づかない」といった回答もありました。
伝えたときに男性はどう思う?
再び女性たちに質問。「痛みを感じたとき、相手に伝えることができますか?」という問いに対し、「はい」と答えた方が79%。多くの女性が、伝えることに対して抵抗は抱いていないよう。
さらに、「はい」と答えた方たちに、「どのように伝えますか?」と、その方法を尋ねました。
「ちょっと痛いかもとやんわり言う」(30歳・会社員)
「痛いからゆっくりでお願いと可愛く言う」(33歳・無職)
「拗ねてしまうこともあるので……様子を見て言えそうなときは伝えます」(25歳・会社員)
「ごめん痛いってストレートに言いますが、いつも言い方には迷います」(23歳・自営業)
女性なりに伝え方には工夫をしているようでした。それはやはり、男性に対して気を使っているためでしょう。
では、言われた男性はどう思っているのかというと、「言ってもらったほうがいい」「黙っていられるほうがツラい」「注意されないと改善できない」といった意見が多く、それほど気を使う必要はなさそうです。
感じたときにその場で伝える!
「付き合って半年ぐらいして、“ずっと痛かった”と言われてショックだった。もっと早く教えて欲しかった」という男性もいました。
また、「エッチのときは気持ちが良くて相手のことを気にしていられない。だから痛いときは言って欲しい」という意見も。
男性も気付かなければ、いつまでもその方法を続けてしまいます。すると女性は、ずっと痛みに苦しむことに……。それは、女性はもちろん、男性にとっても辛いことです。
なので、気を使ってあとで伝えるよりも、痛みを感じたときにその場で伝えるのがベストな方法。ストレートに伝えても、問題ないでしょう。
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