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大掃除で捨てられない人必見!お洋服の片づけ成功のコツ デキるOLマナー&コーデ術 ♯142

平成最後の年末も、もう間も無く。お掃除嫌いの方も、そろそろ本腰を入れて部屋の整理を始める頃でしょうか。掃除が苦手な“モノを捨てられない人”にとって、とくに難関となっているのがクローゼットですよね。今回はお洋服の片付けが苦手な方にオススメのスムーズに整理整頓する方法をご紹介します。

「捨てる」という概念を捨てる

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【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 143

いきなり精神論的な話ですみません。しかし、こうした精神論から語りかけるのが、過去にモノを捨てられなかった私にとっては有効でした。モノを所有しているということに対する「安心感」、モノを通じて過去の良い思い出にすがる「執着」。これらとキッパリ決別するというのは、他人にとっては何でもないことでも自分自身からするとけっこう勇気のいる行動なんですよね。

そこで私は「モノを捨てる」という概念を捨てることにしたのです。「捨てる」のではなく「お別れをする」と考える。そうすると対象物に対して最後まで愛情深くいられるので、感謝の気持ちを持って清々しく手放すことができます。「捨てる=ゴミ」というイメージが強い方は、「捨てる=お別れの時期」と捉えると、いくらかモノに対する執着が減るかもしれません。

選別方法は「着ているか・いないか」

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お洋服を整理するうえで、いつも言い訳にしながら残してしまいがちなのが「いつか使うかもしれない」「痩せたら着れる」「高かったから、まだとっておきたい」と言ったワケあり服。整理整頓が苦手な方は、決定的に着られないと判断した服以外をつい残してしまうのですよね。しかし、そうした理由で残った服の中で実際に着用した服はどれくらいあるでしょうか。

私自身、1年、また1年と処分を先延ばしにした服は結局着ないまま数年後に処分するということがほとんどでした。やはり、自分にとって必要な服かそうでないかは「今、その服を着ているか・着ていないか」だけで判断すべきと考えています。

着ていない服は、旬があるウチにフリマやリサイクルに出すか、旬が過ぎたら丁寧に処分するようにしましょう。

ブランド服も廃れる

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捨てられない服の中でも多くの人が、何となく残してしまうのがやはり「ブランドの服」。昔買った10万円以上したアウターやワンピースなど、かけた金額もあって手放すのに勇気がいりますよね。また、ブランド服の中には10年20年でも長く着られるスタンダードなアイテムもたくさんあります。

しかしブランド服とて、流行のデザインやシルエットは常に変化しています。微妙に流行が遅れたデザインのものほど古臭いものはありません。数十年も前のものであれば逆に古いデザインが新しく感じることはあるかもしれませんが、10年単位の流行遅れでは結局使えないものも多いです。

今の自分が着たいと思えないのなら、ブランド服もお別れの時期であると心得て。1着分空いたクローゼットには、今のあなたにふさわしい服を入れるべきなのです。

クローゼットは今のあなたを表す鏡

お洋服はたくさんあれば、嬉しい。映画やドラマの影響もあってきらびやかなクローゼットに憧れを持つ私たちですが、実際はそんなに服って必要なものではないのかもしれません。むしろ、服が多いと選択肢も多いぶん、いつまでも着る服に悩みがちに。

クローゼットには常に最新のあなたが着ていて気持ちの良いものだけを置いておくことで、気持ちもスッキリ軽やかになるのではないでしょうか。ぜひ、年末のお掃除でお洋服の整理に迷った時はこのことを参考に取り組んでみてくださいね。

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