「デートに誘ってほしいけれど彼が動いてくれない」「気になる人とふたりで話したい。私から誘っていい?」と思うなら迷わず自分から声をかけるといいでしょう。女性から誘うのはガツガツしてちょっと……と心配する必要はありません。実はメリットのほうが多いのです。
実は誘われるのを待っている
男性からデートに誘われたい女性は多いですが、実際のところ、積極的にリードを取ろうとする男性はそう多くありません。断られるかもしれないリスクやデートプランを考える手間を担わずに済むならそうしたいと思うのが自然で、デートは男性から誘うものという考えは少し昭和的でしょう。
私は占い師という仕事柄たくさんの恋愛相談をお伺いしますが、「自分からデートに誘っていいのでしょうか?」という女性からのご質問は少なくありません。そして、男性からも同様に、好きな女性を誘うことに迷うお悩みを聞くのです。
つまり、女性も男性も「誘ってほしい」「声をかけていいの?」と待つ傾向があるということ。どちらかが主導権を握って動けるならいいですが、お互いに様子見をするだけでは進展する恋もしなくなってしまいます。いずれ誘ってくるだろうと期待するより、自分からデートのきっかけを作ったほうが付き合うチャンスを早くつかめるはずです。
初デートなら自分のペースで
気になる人やマッチングアプリで知り合った人との初デートは、男性がセッティングするものと決めつけないほうがいいかもしれません。「このお店に行きたい」「これが食べたい」と主張することで自分のペースが作れます。相手のチョイスに従い合わせる感覚がなくなるので我慢やガッカリが減るでしょう。
相手が自分の好みを熟知しているとは限りませんし、交通の便が良くないお店を指定してくる可能性もあります。また、「いいな」と思ったけれど、じっくり話したら気持ちが冷めるかもしれません。「なんか違う」と感じる相手と長々コース料理を食べ続けるのは苦痛でしかないはず。初デートは軽くお茶するくらいで様子を見て、「もっと話したい」と思えば食事ができるお店を探せばいいでしょう。
自分が動きやすくなるためにも、デートは相手に丸投げしないほうがいいですし、場所やお店は積極的に提案するとメリットが多くなるはずです。
楽しませ上手は愛され彼女に
仕事で接待や会食が多い人はおいしいお店にくわしく、デートで女性を楽しくもてなすのが得意です。会う場所がサクサク決まると気持ち良いですし、「この人はデキる」という信頼感や頼りがいを感じるでしょう。
ただ、これは男性に限った話ではなく、女性にも同様にいえることなのです。たとえば、「仕事終わりで食事に行こう」と決めたとして、自分と相手の勤務先からどちらにも無理のない場所を提案するとか、交通の便が良い手ごろなお店をピックアップできると、男性からの好感度は当然上がります。あるいは、「この駅でごはんを食べるなら、ここがおいしい」とおすすめが言えたら男性の中でデートに対する期待値が高まるでしょう。
楽しませ上手が愛されるのは男性も女性も同じ。デートに対して「私を楽しませて」と受け身になるより、「一緒に楽しもう」と前のめりなスタンスを取ったほうが彼女の座を早くつかめるはずです。
「デートに誘ってほしいけれど彼が動いてくれない」「気になる人とふたりで話したい。私から誘っていい?」と思うなら迷わず自分から声をかけるといいでしょう。女性から誘うのはガツガツしてちょっと……と心配する必要はありません。実はメリットのほうが多いのです。
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