こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。さまざまなシーンで活躍するブラウンパレット。多くの人から愛される定番アイテムは、ひとつ持っておくと活躍すること間違いなし!今回は、定番ブラウンパレットを使って、今っぽく仕上げる方法についてお伝えします。
使用するのはSUQQU「シグニチャー カラー アイズ」02 陽香色
アラフォー世代にとって、ブラウンアイシャドウはやや難しいお色。色みによってはくすみを目立たせてしまい、老けて見えたり、時代を感じさせたりしやすいんです。
今っぽさや若々しさを狙うなら、まぶたをふっくらと見せるオレンジの要素がほしいところ。定番のオレンジブラウンパレットといえば、SUQQU「シグニチャー カラー アイズ」02 陽香色(税込7,700円)です。
上品でありながらもモード感を演出できる絶妙な配色で、洗練された目元が叶います。今回はこのパレットで今っぽい目元に仕上げてみましょう。
オレンジでまぶた全体を囲って血色と陰影を演出
まずは、メインカラーのオレンジコーラル(左下)を使います。ブラシにとってアイホール全体を塗りましょう。そして、ブラシを骨に沿わせるように大胆に塗り広げてみてください。これだけで目元に血色感とやわらかな陰影が生まれ、存在感が高まります。
さらに、そのブラシで下まぶたもメイクしましょう。目頭から目尻にかけて塗っていきます。アイシャドウを足さずにそのまま塗ると、適度な発色になりやすいです。ソフトなオレンジなので全体を囲ってもやりすぎ感が出ず、ナチュラルに目元を大きく見せることができます。
目尻側にトープを入れて自然に陰影を強める
次に、トープ(右上)を重ねて陰影を深めましょう。ブラシにとったら、アイホールの目尻側1/3に入れてください。オレンジコーラルの目元に深みが加わります。
さらに、そのブラシを下まぶたの目尻にスライドさせ、目尻側1/3にそっと入れます。こうしてCゾーンにトープを塗ることで、ドラマティックな印象に変化します。
締め色のブラウンはぼかしてソフトに
いよいよ締め色の出番です。陽香色の締め色は明るめのブラウン(右下)。軽やかに目力が高まり、今っぽさを出しやすいです。細いブラシにとり、上まぶたのキワに入れましょう。
洗練されたメイクに仕上げるコツは、塗った部分の境目をぼかすこと。何もついていないブラシでまぶた全体をなじませると、グラデーションがなめらかになるでしょう。
仕上げにラメをふわっと重ねる
最後は輝きのトッピングを。クリアラメ(左上)をブラシにとり、まぶた中央にのせます。そして、ふんわりとしたタッチで左右に軽く動かしてください。
繊細な輝きがプラスされ、上品モードな目元が完成しました。
アイシャドウは塗り方次第でさまざまな印象を楽しめるもの。定番アイシャドウで今っぽいメイクにトライしてみてくださいね。