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職場の人間関係を円滑にするには?…苦手な人との上手な付き合い方とは

みんなと仲良くできたらいいけれど、全ての人と良好な関係でいるのはなかなか難しいですよね。プライベートなら苦手な人と無理に近付く必要はありませんが、仕事だとそうもいきません。そこで、苦手な相手でもうまく付き合える方法をお伝えします! マイナスをプラスに変換できる人間力の高い女子に♪

文・Yoshimi

【アンアン総研リサーチ】vol. 170

職場に苦手な人がいます!

苦手な相手でもうまく付き合える方法

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1.嫌いな人の知り合いに、嫌いな人をべた褒めする

「25歳で転職したとき、意地悪お局様が私の上司に。数か月耐えて、我慢の限界だったころ、お局上司と仲が良い上司と飲み会で隣になり、社交辞令もあってお局のことを大げさすぎるくらいに褒めました。すると、その話がお局に伝わったのか、翌日から態度が徐々に柔らかくなり、今では一緒に2人で飲みに行く仲に。今思うのですが、当時は私の相手への苦手意識が自然と伝わって、お互いギクシャクしてたような気がします」(29歳・事務職)

苦手な人だからといって、共感してもらえる仲間を増やすべくいろいろな人にその人の悪口を言うのは一時的なストレス発散になっても、結局は逆効果にしかなりません。であれば、相手の良いところを無理やり探して、まずは褒めるところから始めてみてはいかがでしょうか。特にオススメなのが、単に本人の前で褒めるのではなく、本人に近い人の前で褒めること。信頼できる人経由で「あなたが褒めている」ということを聞いた方が上辺だけでなく本気で褒めてくれていると印象を強く与えられます! また、嫌悪感は、空気を伝わっていつの間にか相手に届いているもの。あなたが少しその人を見る角度を変えるだけで、意外にあっさりと苦手な人から大切な人に変わっていくのかもしれません。

「以前、父の影響で元総理大臣の田中角栄の本を読んだことがあるのですが、他人の誕生日や相手のパートナーの誕生日、結婚記念日まで覚えるほどの努力が学歴のない彼を大物にしたという話が書いてあり、ずっと心に残っていました。大人になって自分で会社を始めてからは、特に初対面で『あ、この人ちょっと苦手かも』と思った人に対して、あえていろいろな情報を覚えるように心がけています。こっちから積極的に相手を思いやる姿勢が大切なのではないでしょうか」(37歳・自営業)
「何かとすぐ揚げ足をとる上司がいるのですが、私だけはそれなりにうまく対応できています。というのも、常にメールで上司に自分の担当業務に関する情報を細かく報告しているから。この作戦で、報告を怠らない従順な部下という印象を与えられているのか、以前に比べて攻撃されるのが減った気がします。また、メールだと口頭と違ってデータとして自分が相手に伝えたことも残りますので言った言わないのトラブル防止にもなりますよ」(32歳・営業)
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目の前の状況から逃げるのではなく立ち向かうアクションを起こせる女性は、本当の意味での大人女子。明日からは相手と仲良くなることが、自分の女としての魅力を上げると信じて、行動を起こしてみてはいかがでしょうか。継続していくことで、きっといつの日か想像以上に視野が広がり、苦手意識克服はもちろん、人間として魅力的になった自分に気づくことでしょう。

以上、【アンアン総研リサーチ】vol. 170 でした!

※2016年10月7日作成

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