花粉の時期になると、鼻水は出るし涙は止まらないし肌は荒れるし……花粉症の人にとっては辛いことばかりですよね。そこで、花粉症を少しでも楽にするためにしていることをリサーチしてみました。意見の多かった対策から、ちょっと変わった対策まで、いろいろ試してみる価値あり! かもしれません。
文・三谷真美
みんながしている花粉対策とは?
花粉対策〜メイク編
「花粉の時期は涙が止まらないので、下ライナー&マスカラはしません」(34歳・マスコミ)
「花粉が目の周りに付着するのを避けるためにマスカラは塗らないです」(27歳・会社受付)
「一日中マスクをするので、顔の下半身は完全にスッピン。マスクの跡や、鼻をかんだ時にファンデがヨレる心配がなくて楽です」(28歳・証券会社)
「花粉の時期は、どんなに頑張ってもメイクが崩れてしまう」という人は、いっそのことメイクをとことん薄くするのがよさそう。特に、涙が出てもヨレないように「目の下側は何もしない」人が多いようです。
花粉対策〜外出編
「花粉用のメガネはファッション的に嫌なので、オシャレなだてメガネで対応してます」(26歳・事務職)
「髪の毛に花粉がつかないためと、髪についた花粉が肌につかないように、花粉の時期の髪型はポニーテール一択です(涙)」(33歳・クリエイティブ)
「最近は花粉やPM2.5をブロックしてくれるスプレーが薬局で売っているので、愛用しています。効果があるのかわからないけど、肌と花粉の間にベールがあるような気分になるし、肌に花粉が定着しないから目や鼻への侵入が少なくてすみそう。『病は気から』を信じています(笑)」(32歳・事務職)
かわいく見せたいけど花粉対策もしたい……そんな乙女心に悩んでいる人から、「3月と4月は男目線を無視しています」という人まで。最近では薬局で買える花粉症対策アイテムがたくさんあるので、試してみるといいかもしれません。
花粉対策〜洗顔編
「一度水で顔をすすいでからクレンジングをします。そのままクレンジングをするとザラザラするので、肌についた花粉をこすって肌を傷つける気がするんです」(33歳・IT関連)
「アイボンが必須! 目がゴロゴロして辛いので、洗顔時だけでなく、気になった時に使っています」(34歳・広告関連)
「お風呂に入った時に鼻うがいをします。シャワーのお湯でやるから少し痛いけど、一時的でも鼻がスッキリするので助かる」(26歳・事務職)
家に帰ってすぐにお風呂に入るのは基本ですが、クレンジングの前に軽く水で流すことで、肌への負担を軽減させられそう。やりすぎは良くありませんが、目や鼻に入ってしまった花粉もスッキリ落として快適に過ごしたいですよね。
花粉対策〜番外編・外出先で顔全体を水洗い!?
「肌が弱く、花粉で肌荒れしてしまうんです。だから会社に着いたらまず、顔を水で丸洗いします(笑)。ポイントは絶対にこすらないこと! 顔全体に水を数回かけてタオル生地のハンカチで抑えるように拭き、目の粘膜部分は濡らしたティッシュで優しく拭きます。鼻も気になる時は、手に水をためて片方ずつ水を吸って鼻うがいをすることも。花粉がなかったかのようにスッキリするし、意外とメイク崩れしないのでオススメです」(32歳・ライター)
ファンデは油分があるので多少水に濡れたくらいでは崩れることなく、花粉を洗い流しているので快適に過ごせます。メイクが崩れてしまう場合は、下地やファンデのみをつけた状態で会社に行き、スッキリしてからメイク直しをしてみてもいいかもしれません。
辛い花粉の時期は無理しすぎないことが大切
いつも通りのメイクをしようとしてもうまくいかないので、崩れやすいパーツは薄くしたり、ブロックスプレーをうまく 活用しましょう。ていねいなクレンジングを心がけ、しっかり保湿&十分な睡眠を取って、少しでも快適に過ごしてください。
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