婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第136回は、恋愛にハマるつもりはなかったのに、気づくとドツボにハマりがちな女性の特徴をお届けします。
1. プライドが邪魔して気づかないフリをする
【結婚引き寄せ隊】vol. 136
出会いを探しているときに、おたがいに惹かれ合って自然と付き合うことになったら楽なものですが、現実にはそううまくいくケースは多くありません。しかも、恋愛にハマるつもりがなかったのに、ひとりの男性のことばかり考えている自分に気づいて「もしかして好きなのかも?」と気づくことだってあるでしょう。
そんなパターンを経験したある女性がいました。もともと恋愛にはあまり興味がなく、ちょうど仕事で責任あるポジションとなったこともあって、多忙でありながらも充実した毎日を送っていました。
でも、最近やたらと話しかけてくる後輩男性がいて、たまに話しかけられない日があるとふと姿を探している自分に気づいたのだとか。何度かそんなことを繰り返すうちに、自分を慕う後輩男性のことが好きかもしれないと思いながらも、先輩としての立場や社内という環境を考えると、一歩踏み出すことができません。
さらにプライドも邪魔をして、明らかに後輩男性から好意を寄せられているとわかればわかるほどそっけなくしてしまい、ドツボにハマってしまったそうです。それがツンデレの“ツン”だと理解してくれたらよかったのですが、自分に気がないと判断した後輩男性は話しかけてこなくなり、しばらくすると彼女ができていたのだとか…。ああ、切ない話だと思ったのでした。
2. 最初は向こうが夢中だったハズなのに逆転
ある女性は、飲み会でいろいろな職業や世代の男女とわいわい飲むのが好きでした。あるとき、また飲み会を開いていたら、そのお店に飲みに来ていた男性と話す機会があり、意気投合。
偶然知り合ったその男性から、「すごいタイプなんだけど」とストレートすぎるアピールをされた女性は、ちょうど彼氏もいなくてまんざらでもなかったそう。その日をきっかけに、毎日のように男性から連絡が入り、日が合うときはふたりで飲みに行くこともありました。
会うたびに「今日もかわいいね」などと言われ、毎回、気分良く過ごせていたという女性。でも、付き合おう、というような決定的な言葉を男性から言われないため、どういうつもりなのか気になりながらもモヤモヤしていたのだとか。そのうち男性の仕事が忙しくなって、連絡も会う回数も減ってきたころ、気づいたら女性のほうから連絡を取る回数が増えて、まるで立場が逆転したような状態になってしまったそうです。
時と場合によって、自分が追う立場になることもあれば、追われる立場になることもありますよね。追う恋も追われる恋も、どちらも経験しておけば、恋の醍醐味をより味わうことができそうだと思ったのでした。
3. 気づいたら母親役
ある女性は、年上の男性にリードしてもらう恋に憧れていました。それはその女性が末っ子だったこともあるのか、甘えられる年上の存在がいてくれたほうが、安心できるからということでした。
だからこそ、婚活していても、相手の条件は必ず「年上の男性」。10歳ぐらい年上の男性でもいいし、とにかく1歳でも年上がいい、というようなスタンスで探していたそうです。あるとき、婚活で5歳上の男性と出会い、おたがいに気に入ってそのまま付き合うことになりましたが…。
わりと早い段階から同棲するようになって、その女性は気づけばすっかり“母親”のようになっていたそうです。その男性は着た服はそのまま、家事は一切やらないし、朝起こすのも彼女の役割。婚活で出会ったにも関わらず、具体的に結婚話が進まないわりに、どんどん母親のような扱いをされてきて、彼女はゲンナリ。
次第に彼女の心が離れて、結局は別れてしまいました。同棲することや、母親代わりとされることが良いのか悪いのかではなく、要は、自分が望んでいる恋がちゃんとできているのかどうかが、問題なのかなと思いました。
恋をしてしまうと、普段の自分ならしないようなことをしてしまったり、考えてしまったりすることもあるはず。自分の変化も楽しみながら、恋もうまくいくといいですよね!
文・かわむらあみり
Information
よかったら、かわむらあみりのSNSもチェックしてくださいね♪
©praetorianphoto/Getty Images
©MixMedia/Getty Images
©juanma hache/Getty Images