婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第145回は、勢いでチャンスをものにした恋のエピソードをお届けします。
1. ここぞという時に勇気が出る女性
【結婚引き寄せ隊】vol.145
恋を探していると、しょっちゅうではないにしても、たまにはピンとくる男性に出会うこともあります。そんなとき、次の機会にと思っていると、機を逸してしまうことも少なくありません。でも、恋のチャンスをつかんだ女性は勢いがあるものです。
婚活に励んでいた30代半ばのAさんは、「いい人が全然いない」が口グセになってしまうほど、時間があるときはいろいろな婚活パーティに出かけていました。出会いの場にいけば必ず誰かには出会うものの、おたがいに好意を持つとは限らず、ちょっとしたタイミングでうまくいかないこともしばしばあります。
とくにAさんは自分からアピールすることがニガテ。なんとかがんばって自己紹介をしたあとは、いつも聞き役にまわるか、相手から質問されれば話すという状態だったそうで、相手の男性からは気が乗らないように見えてしまうことも縁がつながらなかった原因のひとつだったかもしれません。
そんな出会いを繰り返しているうちに、ある婚活パーティで容姿も性格も「わっ! この人好み」と感じた男性に遭遇。いつもは静かなAさんが、思い切ってその日は自分からアピールして話が弾みます。さらに、もともと相手の話を聞くことが好きなため、男性の話をより熱心に聞いていたら「ぜひこのあとふたりでもっと話しましょう」と、カップリングが成功。ここぞという時に勇気を出したことが功を奏しました。
2. 積極的にいける女性
出会いを探していると、実にさまざまなタイプの女性が意外にもシングルでいると気づくことがあります。絶対に彼がいないといけないわけではなく、ひとりで充実した生活を送っているなら、無理にパートナーを探す必要はありません。
少し前までそんなシングルライフを謳歌していた30代前半のBさんでしたが、仲の良かった友達が結婚したことをきっかけに、自身の結婚についても考えるようになったそうです。すると、それまで誘われても気が向かず行かなかった飲み会などにも参加するようになりました。
もともと仕事にも趣味にも能動的なBさんは、初めて出会った飲み会の人たちとも、うまくコミュニケーションを取ってすんなりと和気あいあいに。その場で出会った男性とはとくに恋愛に発展しませんでしたが、「彼氏募集中だから何かあったら声かけてね!」と積極的に頼んでいたところ、後日、参加者が開いた飲み会で同世代の男性と意気投合して付き合うことになったそうです。
1度目の場で出会いがなくても、勢いよく積極的にアピールして、次の出会いを自力で結びつけたBさん。まさに力技というか、彼女の「彼を作るぞ!」という積極的な姿勢でうまくいきました。
3. 偶然が重なり勢いの出た女性
男女問わず恋人の切れ目がない人や、そもそも恋愛より仕事や趣味などに目が向く人などいろいろなタイプの人がいますが、30代後半のCさんはひとつの恋が終わると自分をクールダウンさせたくなるタイプでした。
1年ほど付き合った彼と別れたばかりのCさんは、女友達が恋活や婚活の場に誘っても、「しばらく恋愛とか考えたくない」と断っていたそうです。そうこうするうちに、より打ち込むようになった仕事も軌道に乗り、気持ちが明るくなってきた頃のこと。
駅で元カレに似た人とすれ違ったり、掃除をしていたら元カレにもらったプレゼントが出てきたり、前の恋を思い出すことがありました。嫌いになって別れたのではなく、お互いの仕事が忙しくてすれ違いが多くなり別れたため、懐かしい思いでいっぱいになったそうです。
そんなあるとき、以前ふたりでよく行っていたカフェの前を通ると、なんと元カレがひとりでお茶を飲んでいたのだとか。思い起こせば、ちょっとしたこととはいえ元カレを思い出すような出来事が重なってます。そこで自然と店に入り声をかけたところ、実は別れたことを元カレが後悔していてヨリを戻すことになりました。偶然が重なっただけとはいえ、実際に相手を見かけて勢いに乗って話しかけにいったからこそ、スムーズに再会できたのかもしれませんね。
人それぞれ、出会いの時期は違います。みなさんにとっての幸せな恋愛がよいタイミングで訪れますように!
文・かわむらあみり
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