愛する人とはできるだけ長く付き合いたいし、できればそのまま結婚したいと考えるはずです。でも長く付き合っていればマンネリしたり、ケンカしたりは当たり前。それでも彼と一緒に居続けるには何が必要なのでしょうか?
メンタルが安定している
恋愛とは結局のところ人間関係なので、友人や仕事仲間として付き合いやすく感じるタイプは、当然ながら恋愛でも長く愛されます。特に、メンタルが安定して穏やかな彼女は男性に癒しと安心を与えるでしょう。「ずっとそばにいてほしい」と思われるはずです。
逆を言うと、顔を合わせるたびにテンションが違うとか、些細なことですぐに落ち込むなど、何かと気を遣わなければいけない彼女は「疲れる」「ついていけない」と思われてしまいがち。
女性には月経があるので気持ちのアップダウンが激しくなることもあるでしょうが、できるだけ自分で自分の機嫌を取るようにしておくと良さそうです。
褒め上手で聞き上手
キャバクラにハマる男性は少なくありませんが、その理由は「褒めてもらえて話も聞いてもらえるから」です。男性はお金を払ってでもチヤホヤされたいと願うので、その心の願望をかなえられる彼女は大切にされます。
彼のプライドがどこにあるのか正しく把握できれば、褒めポイントも見極めやすいはず。褒めてもらいたそうにしていたら「すごいね」「えらいね」とわかりやすく言葉をかけるといいでしょう。
また、おしゃべりはキャッチボールを意識して、彼に話したいことがあれば聞き役に徹することが大切です。自慢や愚痴を聞かされると退屈に思うかもしれませんが、そういう話を聞いてもらいたい時はお互いさま。丁寧に相槌を打ってあげてください。
お互いに尽くし合える
尽くす女性は男性に好かれやすい反面、利用されやすいという面もあります。でも、だからといって、「都合の良い女になりたくないから」と彼を思いやらないわけにもいきません。
良い関係を築いて仲良くし続けるには、お互いに尽くし合うことが大切です。
愛情のパワーバランスがどちらか一方に偏れば不満とストレスが必ず生まれます。もし、「彼に尽くしすぎて飽きられるんじゃないか?」「どうして私だけ頑張ってるんだろう?」という心配・イライラを抱くなら、彼との関係は対等なものではないでしょう。
また、人間は相手のために行動することで愛情や思い入れを強める傾向があります。自分が尽くしタイプだからとはいえ、彼に何も求めずにいれば関係は崩れてしまうはず。
愛し愛される状態を丁寧に作って対等な関係を目指すことが重要です。
関係がマンネリしたら?
「飽きられたかも」「彼に雑に扱われている」と感じるときは追いかけて尽くしても無駄です。それよりはいったん離れて友人との時間を楽しんだり、仕事に打ち込んだりするといいでしょう。
それも、「距離を置きたい」と明言する必要はありません。さりげなくそっぽを向くことで彼は慌てるはず。相手にしてもらえないと寂しくなったら自然と追いかけてくるでしょう。
ただ、それでもしらけた顔をするなら彼とはそもそも縁がなかったのかもしれません。すがるより、「アナタがそういうつもりなら私も結構です」と潔い判断を下すのが賢明です。
大切なのは、無理をしてまで関係を長引かせるのではなく、お互いに求め合って仲良くすることです。愛情バランスに偏りなく対等なお付き合いを目指しましょう。
<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかでさまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。
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