婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第149回は、ふとしたことで男性を意識させてしまう女性の特徴をご紹介します。
1. 体調を気遣ってくれる
【結婚引き寄せ隊】vol. 149
たとえば、たまたま友人たちと食事する場で会う知り合い程度の異性や、好みのタイプではなくてノーマークだった同僚など、まったく意識していない存在に、ふとしたことで「ドキッ」とさせられてしまことがあります。どんなときに男性は“恋愛スイッチ”が入るのか、ご紹介しましょう。
Aくんは、運動神経バツグンのスポーツマンで、時間があるときは仕事帰りのジム通いを欠かさないような男性。もともとあまり恋愛に興味がないらしく、デートをしている時間があったら筋トレしたい、というぐらいにそれほど女性にも興味がなさそうでした。
そんなAくんは健康体に見えていたのですが、だんだんと仕事が忙しくなってきて、心身ともに疲れがたまっていきました。あるとき、仕事中にふらふらしてデスクでグッタリしていたら、たまたま通りかかった他部署の同僚の女性がAくんに気づいて、「どうしたの? 元気ないね」と声をかけてきたのだとか。
同僚でよく知った仲の女性のうえ、それまでも何度も職場の飲み会などで一緒になる機会があっても、なんとも思わなかった相手だったのに、声をかけてくれたときにドキッとしたAくん。さらに、いつも元気なのに珍しく体調が悪そうだからと、栄養ドリンクを差し入れてくれたそうで、その日を境に“ただの同僚”から“気になる同僚”に一気に変化。弱っているときに、体調を気遣ってくれる相手に、ときめいてしまうこともあるようです。
2. 帰り際にそっとボディタッチ
インドア派のBくんは、プラモデル作りやDIYが趣味で、話を聞いていても興味深く、人生を楽しんでいる感じが伝わってくるような男性。趣味の友達も多いらしく、誰かの家に集まっては、何人かで何かを作っているのが楽しいようでした。
そんなBくんですが、趣味にしか興味がないというわけではなく、たまに「彼女が欲しいなあ」ともらしていることもあり、男友達に飲み会に誘ってもらうこともしばしばあったようです。あるとき誘われた飲み会にシングルの女性が何人か参加していたそうで、フレンドリーな場ということもあって、すぐ仲良くなりました。
でも、なんとなく彼女が欲しいと思っていても、恋愛にガツガツしているタイプではないBくんは、たとえ女性から気に入られても相手のアピールに気づきません。恋愛の機微にうといところがあるため、BくんさえOKであればうまくまとまりそうなのに……という出会いもいくつかあったようです。
そんななか、久しぶりに参加した飲み会がお開きの時間になり、そそくさと支度をし始めたBくんに帰り際、「また絶対Bくんに会いたいな」と、同席していた女性がそっと腕をつかんだそうです。すると、不意打ちだったことと、そっとボディタッチされたこと、そして明確ながら帰り際のひとことが効いたのか、突然異性として相手を意識したBくん。その後ふたりはうまくいったようで、きっと最初からベタベタとあからさまなボディタッチをせず、帰り際のさりげないアピールが功を奏したのでしょう。
3. 落ち込んだときになぐさめてくれた
30代前半のCくんは押しに弱いタイプで、だいたいの恋愛では相手から告白されて、断る理由もないから…ということでなんとなく付き合っては、手応えがないからかフラれるという繰り返しだったそうです。Cくんは1年ほど同棲していた彼女がいましたが、好きな人ができたとフラれて、彼女は荷物をまとめて出ていきました。
ふたりで暮らしていた部屋はひとりだとよけいに広く感じるらしく、日に日に暗い表情になっていくCくんを見かねて、友人たちは「恋を癒すのは新しい恋だ」と、気弱なCくんを包みこんでくれるような女性を紹介。別れてからそれほど日が経っていないから、新しい恋なんてできないと思っていたCくんでしたが、その女性を含めて友人たちと何度か食事や飲みに行っていると、ふと「いつも落ち込んでいるボクをなぐさめてくれている」と、相手の優しさに気づいたのだそう。それからはとんとん拍子にうまくいったふたりなのでした。
自分の性格に合う相手と出会い、弱っているときに変わらず優しさを示してくれる相手なら、心を開いてみようと思うものですよね。それに、自分がどん底にいるとまわりの優しさに気づきづらいこともありますが、ふと人の善意がわかるぐらい少し余裕ができると、恋をする余裕も生まれるのかもしれません。
いつ恋愛スイッチが入るのかわからないからこそ、気になる相手の状況に合わせた言動を心がけると、ご縁がつながりやすいのかも。みなさんの恋も、うまくいきますように!
文・かわむらあみり
Information
よかったら、かわむらあみりのSNSもチェックしてくださいね♪
©Prostock-Studio/Getty Images
©PeopleImages/Getty Images
©zoranm/Getty Images