たとえ好みのタイプの女性であっても、「合わない」と感じることが多いと、親密になるのは難しいでしょう。相性が悪いと思われるような言動ばかりでは、恋愛関係には発展するのも難しいと言えます。そこで今回は、「相性の悪さ」を感じる瞬間について、男性たちの経験談をご紹介します。
会話を「そうなんだ」で終わらせる
「気になっていた女性とデートで水族館に行ったときのこと。『ここはクラゲが綺麗で有名らしいよ』『イルカショーも絶対に見たほうがいいってさ』など、いろいろと話しかけているのに、『そうなんだ』みたいな返事しかしてくれないんです。
水族館を出た後に『お腹空かない? 近くにおいしい和食屋さんがあるんだよ』と言ったときも、『へぇ、そうなの』だけ。俺に興味がないのかなと思い、食事をしないでそのまま帰りました」(30代・男性・インストラクター)
会話が盛り上がらないと、「この人とは合わないな」と感じやすいですよね。無理に合わせる必要はないですが、興味を持って聞く姿勢は見せないと、相手は話す気がなくなるでしょう。好意を持ってもらうためには、積極的に話を広げるなど、一緒にいて楽しいと思ってもらえるような工夫が必要なのかもしれません。
道を間違えただけで激怒された
「ちょっと仲良くしていた女性と一緒に買い物に行ったとき、途中まではすごく楽しい時間を過ごしていたんですが、僕が少し道を間違えただけで激怒し始めて…。そこからずっと不機嫌なままで、最悪な空気に耐えられなくて帰ったことがあります。それ以来、その女性には連絡もしていません」(20代・男性・WEB制作)
相手のテンションがコロコロと変わり、一緒にいることに疲れてしまったようです。特に、ちょっとしたことで相手の機嫌が悪くなると、どう接すればいいのかがわからなくなって大きなストレスを感じることも。気になる相手の前では、感情表現の仕方に注意したほうがいいでしょう。
「いや、でも」と反論ばかりしてくる
「あるとき、気になる女性と人気のピザ屋に行くことになりました。『混むから早めに向かおう』と僕が言ったら、『いや、平日だから大丈夫』と言われたんです。お店に行くときも、『電車よりバスのほうが早いかも』と提案したんですが、『でもバスは混むから、電車の方がいいでしょ』と言われて。その後も言うことなすこと、頭ごなしに反論されました。否定的なことばかり言われると、一緒にいるのが嫌になってしまいますね」(30代・男性・アパレル)
意見が合わなかったとしても、頭ごなしに反論したり、否定的な言い方をしたりするのは避けたいもの。相手の考えも受け入れた上で自分の意見を言うようにしないと、敵対するような関係性になってしまうでしょう。
「やっぱり〇〇に行きたい」と振り回された
「気になる女性とデートすることになり、彼女の希望した場所へ向かいました。しかし途中で『やっぱりあっちに行きたい』と言い出して、行き先を変えることに。ご飯を決めるときも、『アレが食べたい』と言ったと思ったら、『でもコレも食べたい』と言い始めて、とにかく振り回されて疲れ果てました」(30代・男性・経理)
常に自分が相手に合わせなければならず、デートを存分に楽しめなかったようです。こうなると、お互いに打ち解けるのが難しくなるでしょう。自分の意見ばかりを押し通すのではなく、二人で一緒に考えるようにすれば、グッと距離が縮まりやすくなるはずです。
相性が悪い相手と一緒にいると、だんだんとストレスがたまっていくもの。そのような状態で、「もっとこの人と一緒にいたい」とは思ってもらうのは難しいでしょう。合わせすぎるのも良くありませんが、自分勝手に振る舞いすぎないように注意したいですね。
©Grustock/Adobe Stock ©Studio Romantic/Adobe Stock