2023年11月号で大人気だったユニクロ企画が、春バージョンで@BAILAに新登場! 絶対に買うべきトレンドからデニムのイチ推し、大活躍するメンズアイテム……など、ユニクロ達人として知られるエディター伊藤真知さんが厳選した新作&リアルなコーディネートで読者のお悩みを全5回にわたって解決。第1回目は、この春No.1の注目色と大人流の楽しみ方をご紹介!
1.【読者からの質問】春のユニクロで「買うべきカラー」は?
読者voice
・ユニクロにはせっかくカラーアイテムが豊富なのに、ベーシック色を選びがち。春らしくて、着回しやすいカラーはありますか?(アパレル・34歳)
・春はパステルの色味が着たくなる季節なので、おしゃれに取り入れる方法が知りたい。(食品・32歳)
・肌寒いことも多いので、春らしい色味やデザインながら防寒もできる万能アイテムがほしい!(IT・30歳)
2.【真知さんの回答】「大人のピンク」はやさしい色を重ねて
Machi’s Answer
「春の色といえばやっぱりピンク! 濃い色or淡い色、鮮やかな色orスモーキーな色、黄み寄りの色or青み寄りの色……と今季、ユニクロからも実に多くのピンクが登場していますが、大人はあくまで“品よく”取り入れるのが大切。そのためには、主張の強いピンクをガツンと一点効かせるよりも、やさしいピンクを2つ重ねるほうが効果的。トーンの近い色を重ねて奥行きを出すことで、シンプルなアイテムでもぐっとおしゃれな雰囲気で着こなせます」(真知さん・以下同)
3.ピンクに挑戦するなら「トップス」から
「初めてのピンクならバリエーションが多く、重ねやすいという意味でもトップスがおすすめ。なかでも今年、半袖にアップデートしたリブTはほどよくきれいめで、オンにもオフにも使いやすい一枚。桜のような淡いピンクが上品ですが、濃いめのピンクのニットを巻くことで、2色のグラデーションが顔まわりをいっそう華やかに見せてくれます。目線が上がってバランスアップにも!」
ソフトリブクルーネックT(ピンク)¥1500・エクストラファインメリノクルーネックセーター(メンズ/ピンク)¥3990/ユニクロ スカート¥25300/マイカ アンド ディール 恵比寿店(マイカ アンド ディール) ピアス¥31900/マリハ ネックレス¥33000(フォークバイエヌ)・バングル¥26400(トゥエンティー エイティー)/UTS PR バッグ¥39600/Marisol(伊藤真知×ORSETTO) 靴¥19800/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)
「肩に巻いたニットは黄みのあるベージュピンク。なのでボトムもベージュを選び、全体をなじませるような配色にするのもピンクを大人っぽく着こなすコツです。目新しい色に挑戦するときはつい黒など落ち着いたカラーを合わせがちですが、コントラストが高くなるほどその目新しい色が悪目立ちしたりしてしまうので、なじむ色に合わせましょう。バッグや靴もまろやかなトーンでまとめ、ピンクを“一人歩きさせない”のがポイントです」
4.今日から着られる「スウェットカーデ」
「春らしさは取り入れたいけど、体感的にはまだまだ寒い2~3月。そんな春先からすぐに取り入れやすいピンクアイテムとして、こんなスウェットカーデもおすすめです。中に着たTシャツはさらっとした肌ざわりのエアリズムコットン。肉厚なスウェットと重ねることで暖かく、かといって暑すぎないので、長いシーズンで重宝します」
スウェットカーディガン(メンズ/ピンク)¥3990・エアリズムコットンT(ピンク)¥1500/ユニクロ スカート¥15400/アクテ ピアス¥30800/マリハ ストール¥39600(アソース メレ)・リング¥53900(ヌゥ ユゥ)/アイネックス バッグ¥22000/ノーベルバ(ノマディス) スニーカー¥35200/UTS(ヨーク)
「先ほどのニットが黄み寄りのベージュピンクだったのに対し、こちらのカーデは青み寄りのピンク。なのでボトムもベージュではなくグレー系を合わせ、バッグや靴も白でさわやかに仕上げました。そういえばこのカーデも、1コーデ目のニットもメンズのもの。身長155cmの私には大きなLサイズを選びましたが、そのゆるさが巻いたり、羽織ったりするにはちょうどよく、ウィメンズにはない独特のカラーが美しい色のグラデーションを生んでくれます。ユニセックスに楽しめるユニクロだからこそ、こんなミックスコーデもぜひ楽しんでみてください」
5.¥3000前後の「名品ピンク」も続々!
UVカットクルーネックカーディガン(10 ピンク)¥2990/ユニクロ
「UVカット機能のついたカーディガンはまさに“着る”日焼け止め!? 綿×レーヨン素材でカットソーのように軽やかに着られるので、春本番や初夏にも活躍します」
スマートアンクルパンツ(ピンク)¥3990/ユニクロ
「ボトムでピンクを楽しむなら、美脚度抜群のスマートアンクルパンツが推し。きれいめなテーパード型&くすみ色で、面積の広いボトムでも派手になりません」
撮影/遠藤優貴(人) ヘア&メイク/後藤若菜(ROI) スタイリスト/池田メグミ〈TENT〉 取材・文/伊藤真知