恋愛の終わりは悲しいものですが、なかには「別れて正解!」と言いたくなってしまうような酷い彼氏の場合も……。親すらドン引きした“最低彼氏”について、女性たちの体験談を聞いてみました。
文・上岡史奈
同棲1ヶ月で浮気発覚!
「『結婚前の同棲はダメ』という私の両親に対して、『真剣にお付き合いさせてもらってます』と頭を下げてくれたのに、同棲して1ヶ月も経たないうちに浮気が発覚。
相手は彼が経営するネイルサロンで働く新人スタッフの子で、私も施術してもらったことがありました。
彼とその子のLINEを遡ってみたところ、『今日、彼女さんきて気まずかった(笑)』『年の割にネイルのセンスが派手だよね(笑)』とか悪口を言われていてショックでした……」(28歳/アパレル関係)
2人で家具を購入し、引っ越しの手続きをし、新しい生活を始めたのに、1ヶ月で浮気発覚とは酷すぎますね。
両親も「チャラチャラしてるかと思ったら、ちゃんと挨拶していい男じゃないか」と喜んでいたのに、「やっぱりチャラチャラしていた!」と激怒されてしまったそうです。
でも、もし浮気するような彼と結婚してしまっていたら……と考えると、彼の本性が早いうちに分かって良かったのかもしれないですね。
プレゼントを勝手にヤフオクに出されていた!
「友人の結婚式につけていこうと思っていたジュエリーがなくて、彼を問い詰めたら『ごめん、お金が必要になって売っちゃった』と。
怒ったら、『もともとは俺があげたものだから俺のものだろ』と逆ギレされて、別れ話に発展しました……。意味不明ですよね」(25歳/インテリア関係)
“彼がくれたもの”というのが少しややこしい感じがしますが、プレゼントを勝手に売ってしまうなんて最低です。こんな彼と結婚したら、お金のことでしょっちゅう揉めそうです。
「彼女」じゃなく「女友達」と紹介!
「新宿を歩いていたら彼の同僚に遭遇したんですね。同僚に『こちらは彼女?』と聞かれ、『いえいえ!ただの女友達ですよ』と即答した彼。
後になって、『会社の人にからかわれると嫌だから』なんてゴタゴタ言い訳していましたけど、結婚の話もしてたのに、実は本命とすら思ってなかったんでしょうね」(30歳/医療関係)
このような扱いをされたとき、「粗末にされたのが許せないから別れる」と考えるか、「でも好きだから我慢する……」と考えるかで、幸せな恋愛ができるかどうかは大きく変わるのです。我慢していると、どんどん悪化するので嫌なことには、ちゃんと「NO」と言うようにしてくださいね。
「見る目」じゃなく「運」
“最低彼氏”にまつわる体験談をご紹介しました。1度、悲惨な恋愛を経験してしまうと「もう男性なんて信用できない!」と思ってしまうものですが、それはもったいないです。
“男を見る目がなかった”のではなく、“運が悪かった”だけ。恋愛の傷を癒すには、新しい恋愛で上書きするのが一番ですよ。
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