【西表島ホテル】野生のウミガメを観察し、生態について深く学べるアクティビティ「ウミガメディスカバリー」開催！

世界自然遺産に登録された西表島（いりおもてじま）で、日本初の“エコツーリズムリゾート”を目指す「西表島ホテル by 星野リゾート」。2025年6月1日～9月30日の期間、野生のウミガメを観察し、生態について深く学べるアクティビティ「ウミガメディスカバリー」を開催します。

世界に生息するウミガメは7種。そのうち3種類を西表島で観察できます。※1 まずは、ウミガメについて詳しくなれる、「ウミガメの学校」でその生態について学びます。その後、ガイドスタッフと一緒に産卵痕を調査し、実際に海で泳ぐ姿を観察することで、ウミガメについて知り尽くすことができるツアーです。

西表島ではアオウミガメ、タイマイ、アカウミガメという3種類のウミガメを確認できます。その全てが絶滅危惧種ですが、西表島ではマリンアクティビティ中にウミガメと出会うことも多いです。西表島には珊瑚礁や藻場、護岸化されていない浜など、ウミガメが暮らす豊かな自然環境が多くあるためです。

また、西表島ではウミガメが恒常的に産卵し、2024年にはホテル目の前のビーチ「月ヶ浜」でも9ヶ所の産卵痕を発見しました。絶滅が危惧され、海洋プラスチックの誤食による健康被害が課題となっている一方で、近年は数が急増して希少な海草の食害などの問題も発生しています。※2

そんなウミガメについて知り、実際に海でも観察することで、島の自然との繋がりやその生態に興味を持ってもらいたいと思い「ウミガメディスカバリー」の開催に至りました。

フィールドに出発する前に、ウミガメの生態についてホテルのガイドスタッフが解説する「ウミガメの学校」を開催します。西表島近海に生息する3種のウミガメの見分け方や食性、昨年の月ヶ浜での産卵データなど、ウミガメについて楽しく学べる講座です。事前にウミガメについて詳しく知ることで、ウミガメの生態についてより興味が湧いてきます。

ホテル目の前のビーチ「月ヶ浜」は、ウミガメが実際に産卵で訪れる、貴重な自然環境に恵まれたビーチです。ガイドスタッフは普段からホテル周辺の調査をしており、5月～9月頃のウミガメの産卵・孵化が活発になるシーズンには、産卵痕の調査も毎朝行います。

「ウミガメディスカバリー」ツアーでは、フィールドを熟知したガイドスタッフと一緒にビーチを見て回り、産卵痕を調査。産卵痕を見つけた場合は、足跡から産卵種を特定し、産卵箇所の直径や砂の温度などを計測することで産卵状況を把握します。

いよいよウミガメと出会うため海へ！まずはボートの上から実際にウミガメが悠々と泳ぐ姿や、食事をする姿を観察します。ヒレをどのように使い泳ぐのか、何を食べているのかなど、事前のレクチャーで知った特徴と照らし合わせながら観察することで、ウミガメの生態をより深く理解することができるでしょう。

その後は、シュノーケリングをしながら海の中を観察します。運が良ければ、シュノーケリング中にもウミガメと一緒に泳ぐことができるかもしれません。

9:30 「ウミガメの学校」でウミガメの生態について学ぶ
10:30 ホテルのガイドスタッフとウミガメ調査へ出発
12:00 ランチ休憩
13:30 ホテル出発
14:00 船の上からウミガメを観察
14:30 ボートシュノーケリング（1時間半程度）
17:00 解散

西表島ホテルは日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指しています。マイボトルの貸し出しやロードキル防止活動など環境に配慮しながら、世界遺産に選ばれた島の魅力と価値を感じるネイチャーツアーを、一年を通してご提案します。