不倫している男も、妻からのLINEで改心することがあるようです。ドラマチックな人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな“妻の諭しLINE”を3つご紹介します。
1:「すべて見なかったことにするから、帰っておいで」
「不倫相手とデートをしているとき、なんと妻とバッタリ会ってしまいました。それまでも、妻から不倫を疑われていたので『大変なことになるな……』と思いました。ひとまずその場では、お互いに他人のような顔で通り過ぎました。
その1時間後、妻から『すべて見なかったことにするから、帰っておいで』と、一文だけ書かれたLINEを受信しました。もちろん、不倫相手とはその場で別れて、急いで家に帰りました」(44歳男性/サービス)
不倫現場を目撃したにもかかわらず、冷静に対処した妻の圧勝でしょう。多くを語らず、男の過ちを受け入れた度量の大きさに感心します。
2:「もう満足したでしょ?」
「僕は以前、不倫相手と本気の交際をしていましたが、妻との離婚も考えられず、困っていました。ある日、妻から『もう満足したでしょ?』とLINEが届き、不倫が彼女にバレていたと悟りました。
妻は、僕と一緒にいるといつも機嫌が悪く、僕にはもう関心がないのかと思っていたので、ちょっと焦りましたね。
でも、冷静になって考えてみると、妻は僕の不倫を受け止め、僕にチャンスを与えてくれたのだと気づきました。彼女の懐の深さに、思わずその場で泣いてしまいました。
今まで彼女を良い妻だと思ったこともなかったですが、このときから尊敬するようになりました」(42歳男性/IT)
夫の不倫を知りつつ、タイミングを見て不倫をやめるよう諭した妻。男はもう頭が上がらないでしょう。
3:「本気なら諦めるつもり。でも、本気じゃないなら帰ってきて」
「俺たち夫婦には子供がいないこともあり、お互い好き放題に生活していました。
俺はその頃、飲み会で知り合った女性と密かに関係を持っていたんです。ところが、妻は俺の不倫を知っていたようで、あるとき『本気なら諦めるつもり。でも、本気じゃないなら帰ってきて』とLINEが送られてきたのです。
最初は、不倫がバレていたことに焦りましたが、よく読んでみると、彼女は怒っておらず、むしろ俺がどんな決断をしても受け入れると覚悟を決めていることが分かりました。
『こんな覚悟を妻にさせるなんて、俺、何やっているんだろう』と思い、今までの行いを激しく後悔しました。すぐに俺は不倫相手と別れ、それ以降一度も不倫せず、妻を愛し続けています」(45歳男性/経営)
不倫を怒らずに、むしろ覚悟を決めたLINEを送ることで、夫を諭せるケースもあるようです。
たった1通のLINEがきっかけで、不倫夫が改心することもあります。もしあなたに夫を再び受け入れる覚悟があるなら、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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※2019年6月16日作成