男性が、交際中の女性と結婚しようと意識した瞬間は、意外と些細なきっかけで訪れるようです。今回は、男性が結婚を決意した瞬間のエピソードをご紹介します。
文・東城ゆず
彼女のご飯が美味しかった
「彼女の作ってくれたご飯が美味しいと、無条件に“結婚して”って言いたくなります。毎日仕事から帰ってきて美味しいご飯があると、それだけで幸せですね。
外食やコンビニのご飯は、やっぱり少し寂しいです。誰かが自分のために作ってくれたご飯が食べたい。そうなるとやっぱり彼女と結婚したいと考える男は多いです。
凝った外国料理とかだと美味しさをコメントしにくいので、普通のカレーをすごく美味しく作れるような人がいいです」(Mさん・28歳男性/経理)
誰かが作ってくれるご飯は、男女問わず嬉しいものです。また、一人暮らしが長い男性は、帰宅したときに誰かが待っている生活に憧れを持っています。
そんな彼の憧れを上手に刺激できれば、彼が結婚を意識するかもしれませんよ。
ずっと側にいてくれた
「僕の妻は、見かけは地味で、あまり喋らない人です。よく“なんで奥さんと結婚したの?”と同僚から聞かれます。
でも、僕の妻は、僕が仕事で忙しいときも、リストラにあってふさぎ込んでいたときも、文句ひとつ言わずに側にいてくれたんです。何も言わずに側にいるというのは、簡単なようで難しいはず。それだけ僕を信頼しているということなのでしょう。本当にありがたいです」(Hさん・32歳男性/SE)
自分が落ち込んでしまっているときに、側に寄り添ってくれた人のことは、何年たっても忘れないほど嬉しいもの。
彼女のように、自分のことを理解し、側にいてくれる女性がということは男性の活力になるようです。
自分の努力をわかってくれる
「僕は実力主義の会社に勤務しています。数字を上げるために夜遅くまで残業するなど、なにかとストレスが溜まりやすい環境なんですよ。
同棲していたときは、彼女によく八つ当たりしてしまって……。それでも、僕が謝ると“仕事、大変だもんね”と許してくれるのが嬉しかったです。
こんなダメな自分を理解してくれる女性と別れることなんてできないと思い、結婚したいと言いました」(Iさん・38歳男性/証券会社勤務)
彼氏の努力を理解することは簡単なようで難しいですよね。納得いかないことは、素直に話した方がいいときもあります。それでも、彼氏のことをちゃんと応援している気持ちがあれば、結婚に繋がることもあるようです。
一緒にいて向上心を持てる
「彼女は僕と同じように、負けず嫌いなんです。趣味でも仕事でも頑張るのが彼女のいいところ。僕はそんな彼女を見ていると、“負けてられないな”って思うんです。
どんなに挫折しそうになっても、くじけず頑張る彼女の姿を見ると元気が出ます。このような女性と結婚生活を送れたら、どんな困難も協力して乗り越えられそうです」(Hさん・31歳男性/インストラクター)
いくら努力しても成果がすぐに出ないことや、思いもしなかった不幸な出来事が自分の身に起きることもあります。
そんなとき、2人で協力して困難を乗り越えられるような女性がいると、男性は結婚を意識するでしょう。
落ち着いて生活できる
「彼女と付き合ってもう8年。彼女と過ごした時間は、言ってはなんですが、平凡そのものでした。よく“大きな喧嘩をして、より彼女の大事さが理解できた”という男性がいますよね。でも、僕たちはそんな喧嘩もロマンもないです(笑)。
でも、いつからか、そんな平凡な生活を大切に思えるようになりました。
結婚生活は長いので、頻繫にアクシデントがあっても疲れてしまうはず。波風なく普通に生活できる女性となら、これからも長く一緒に過ごせると実感できました」(Hさん・36歳男性/出版社勤務)
結婚生活で大事なのは、どれだけ楽しいかよりも、いかにストレスなく過ごせるか。落ち着いて生活できる女性との結婚を意識する男性は多いようです。
相手のことをよく知っている
「僕の今の彼女なのですが、付き合いが長いこともあり、僕自身よりも僕のことを知っています。
僕は服をしまわずに置きっぱなしにする悪い癖があるのですが、彼女にそれを注意されても、僕は全く悪い気分になりません。むしろ、早く片付けたい気分になる。どうやら、どのように指摘すれば僕が素直に言うことを聞くのか、把握しているようです……。
ちょっと尻に敷かれているような気もしますが、彼女と結婚できたら、安心して結婚生活を送っていける気がします」(Mさん・26歳男性/調理師)
結婚生活では、毎日のようにお互い顔を合わせます。ときには小さなトラブルが起こることもあるでしょう。そんなとき、相手のことをよく理解していれば、少々のことならこじらせずに済むはず。そんなスマートな女性に憧れる男性も多いようです。
以上、男が結婚を意識した瞬間についてご紹介しました。
男性が結婚を意識した瞬間は、意外と些細なきっかけが多いようです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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