年上の女性と不倫している男のもとには、脅しのような内容の離婚懇願LINEが届くことも。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな不倫女性のLINEを3つご紹介します。
文・並木まき
1:「どう責任とるつもり?」
「4年ほど年上の女性と不倫を続けていたのですが、すったもんだの挙句に別れました。
彼女の40歳の誕生日の1ヶ月前には、『私、もうすぐ40なんだけど。どう責任とるつもり?』と、かなり強い口調のLINEが送られてきたので大変でした。
自分としては、離婚してその人と一緒になるつもりはなく、遊びの関係であることを彼女も認めていたはずだったので、責任を問われても……って感じでした」(36歳男性/サービス)
既婚の年下男性との火遊びを始めた女性でも、いつしか本気になってしまうことがあるようですね。
そもそも不倫の関係である以上、年齢を理由に責任を迫っても、説得力はないでしょうね。
2:「あなたのせいで、子どもを諦める人生に」
「以前、3年くらい不倫していた女性がいたのですが、その期間はちょうど彼女の結婚適齢期に重なっていました。
すると案の定、別れ話をしたときに『あなたのせいで子どもを諦める人生になったんだから、離婚して一緒になるべき』と言われました。
相手は僕よりも4歳年上だったので、僕と別れてから婚活・結婚をすると考えると、確かにもう遅い歳ではあったんですよね。
ただ、そう言われても、どうしても離婚してまで一緒になりたいとは思えなくて……。
申し訳ないとは思いましたが、バッサリと断ってしまいました」(38歳男性/経営)
年齢的な限界を意識した不倫女性の中には、それを理由に相手に離婚を迫るケースもあるようです。
必ずしも、相手の男性が行動に移してくれるとは限りませんが……。
3:「このまま一緒にいても私の老後は…」
「6歳年上の女性と不倫をしていますが、最近、僕に離婚を迫ってきています。
年上のプライドでもあるのか、『このまま君と一緒にいても、私の老後は……』『先のない関係なんて、絶対後悔するわよね』など、遠回しにアピールしてくるので、ちょっとウザいです。
ちなみに、その女性はまだ40代半ば。“老後”を気にする年齢ではないと思うんですけどね……」(39歳男性/印刷)
40代半ばで独身だと、将来に対して漠然とした不安を抱える女性もいますよね。
そんな不安を不倫男に思わずぶつけてしまっているのでしょう。
浮気相手の女性が年上だと、“脅し”のような内容で離婚を迫るパターンもあるようですね。
不倫をやめて普通の恋愛をするのが、結婚への一番の近道だと思うのですが……。
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