男性は好きな女性に対して、意地悪をしてしまうことがあります。もし男性に意地悪をされたとしても、それは好意の裏返しである場合も……。今回はそんな、“本命女子につい送ってしまう意地悪LINE”というテーマで、男性たちに話を聞きました。
文・塚田牧夫
「告白っぽいことをされた」
「彼女とは、向こうから告白されて付き合いました。だからこっちのほうが、最初からかなり立場が優位でした。
そう考えると、彼女につい意地悪しちゃうんですよね。ほかの女性に好意をアピールされたりすると、わざわざLINEで“告白っぽいことされた”なんて報告しちゃって……。
すると、“やだやだやだやだ!”なんて返ってくるんです。それが可愛くて、つい……」ノリシゲ(仮名)/30歳
そんなこと報告すれば、相手が不安になることは分かっているのに、あえて伝えてしまうんですね。そうやって、自分への愛を確かめて、悦に浸るわけです。
「俺は2人しか付き合ったことないから」
「俺は今まで2人しか女性と付き合ったことがないのに対し、彼女は5人もいる。そこに、嫉妬がありました。
あるとき、彼女から男友だちと飲みに行くとLINEが来ました。ちょっと嫌でしょう。すると彼女が、“友だちだから何もあるはずない”と来た。
それに対して、“俺は2人しか付き合ったことないから、そういうの分からない”と言っちゃうわけです。まあ、ひがみです」タケト(仮名)/25歳
男性にとって、彼女の付き合った人数は気になるところ。プライドの高さゆえ、負けた気分になってしまったんでしょう。素直に、「行かないで」と言えられればいいんですけどね。
「どうせすぐ忘れるって」
「彼女と付き合う前。僕は、彼女のことを好きだったんだけど、慣れてなくて何のアプローチもできませんでした。すると、逆に向こうからLINEが来るように。棚からぼたもち状態でした。
“好き好き”とかなり猛烈なアプローチ。嬉しいんですよ。嬉しいんだけど、なぜか、“どうせすぐ忘れるよ”なんて送っちゃうんですよね。強がりというか、照れ隠しというか……」ジュンイチ(仮名)/27歳
「好き」と言われて、嬉しくないはずがない。でも、不器用ゆえに、喜びを素直に表現できないわけです。興味のなさそうな発言で、クールを装ってしまうんですね。
“男が本命女子につい送ってしまう意地悪LINE”をご紹介しました。
男性は、「好き」という感情を、なかなか言葉や態度にできません。つい逆の態度をとって、後悔する場合も多々あります。かといって、意地悪をすることが、すべて好意の裏返しではないので、勘違いはしないように。
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