ゲッターズ飯田が語る、2020年を象徴するキーワード。これを押さえれば運の波に乗れる!? 世間で注目されるモノ、エンタメ界を賑わす人、身の回りで起こる出会いや仕事の流れ……うまく先読みして、運気を上げよう!
転職は手に職がある人たちが有利な時代へ。
「社会の変革という意味では、2020年の前半からは“大企業から個人商店へ”という流れが強くなってきます。少し不吉なことを言うと、老舗の大企業が倒産しはじめたり、あっと驚くようなニュースが出てきたりもするので“企業にいれば安心”という価値観そのものが通用しない時代に突入していきます」
社会状況的にも不安なこれからの世の中で信じられるのは、「肩書よりも技術です」とのこと。
「いわゆる手に職がある人、自分の中に“これだ”という技術を持っている人はきちんと評価される時代でもあります。そういう人は会社を辞めてフリーランスになっても、自分で小さな会社や団体を立ち上げて活動していっても成功するはず。無理に視野を広げて世界を股にかける必要はないので、自分自身に誇れる技を磨いていくことが肝心です」
男女問わず、看護師、先生など、人をサポートする仕事がモテる!
「2020年は形あるものよりも精神的なもの、つまり“人とのつながり”が大きな意味を持ってきます」
恋愛面でもっとも求められる人物像は、“他人をサポートする能力のある人”なのだとか。
「看護師さんや幼稚園の先生、学校の先生など、多くの人と関わりを持つサポートタイプの男女が急にモテはじめる時代が来ます。自己主張がはっきりしていて相手を引っぱっていくというよりは、優しく支えてあげられるタイプの人がそう。裏を返すと、“サポート上手になる”ことがモテるための秘訣といえます」
恋愛の傾向としては、2019年に引き続き、安定型の恋愛が主流に。
「派手でドラマティックな恋愛よりも、信頼できる相手との付き合いを求める傾向が続くでしょう。親しい友人の紹介で出会った人とは、ゴールインできる可能性も高いです」
出会いは、ボランティアやBBQ、ホームパーティにあり。
「2019年は恋愛面がイマイチだったけれど、2020年こそ彼氏を作りたい!」なんて思っている人も多いのでは。出会いを求めるなら、ホームパーティやBBQなど、アットホームな雰囲気の場所が吉。
「2020年前半の人間関係は、家族や友人など、“身近な人とのつながり”がキーワードになります。ホームパーティやBBQといった気軽であまりお金をかけないイベントに参加してみると、思わぬ出会いに恵まれるかもしれません」
これはもちろん、パートナーの有無にかかわらず言えること。“人と人との精神的なつながり”を意識することが全体運アップのカギとなる。
「家族旅行を計画したり、友だちを誘ってキャンプに行ったり、同窓会に顔を出してみたり。またボランティアなど、地域のコミュニティに参加するのもおすすめです」
人気者は、読モや一般人からのYouTuber、変わり種占い師も!?
ここ数年、YouTubeやインスタグラムなどのSNSから人気が出る“一般人”が急増中。そんなふうに、今まで注目されていなかった人が有名になるケースは、2020年以降も爆発的に増えてくるという。
「“庶民”の代表である一般人をはじめ、これまでマイノリティとされてきた人たちが評価される、という流れが出ています。特に2020年の前半は、センスのいいイケメンや美女の一般人が読者モデルとして活躍したり、オリンピックで目立つ存在の人が現れたり、素人のYouTuberが注目を集めそうです」
「ちなみに」と、最後にゲッターズさんの口から出たのは意外な言葉。
「まったく新しいタイプの占い師が登場するでしょう。手法が変わっているというよりも、見せ方、キャラクターが斬新な若手の人が。僕が言うのも不思議な話ですがね(笑)」
ゲッターズ飯田さん 占い師。6万人以上を占ったデータを基に、独自の「五星三心(ごせいさんしん)占い」を確立。最新著書『ゲッターズ飯田の運命の人の増やし方』(朝日新聞出版)が発売中。
※『anan』2019年12月25日号より。イラスト・石山さやか 取材、文・瀬尾麻美
(by anan編集部)