むくみを感じやすい部位はどこ?
「顔のむくみは一時的なもの」と思っている女性は約7割
まずむくみを感じることが多い身体の部位について質問したところ、「ふくらはぎ」(57.4%)が最も多く、次いで「顔」(39.1%)に回答が集まる結果に。
むくみを実感しやすい「ふくらはぎ」のデトックスケアは日常に行っている方も多いようです。
一方で、「顔」のむくみついては、「一時的なもの」か「慢性的なもの」かについて調査を行ったところ、約7割の女性が「(顔のむくみは)一時的なもの」(67.3%)と捉えていることが分かりました。
その結果から、日常的なデトックスケアを疎かにしがちであることが伺えます。
デトックスケアが浸透しない背景は、“顔のむくみは一時的なもの”という意識からくるのかもしれませんね。現代女性は、もっと日常的な“デトックスケア”への意識を高く持つ必要があるようです。
肌に不要なものの蓄積リスク測定結果
実は2人に1人は蓄積リスク高!
35,000人以上の測定データによると、半数以上の女性が「蓄積リスク高」(54.9%)と判明。さらに、3割近くが「蓄積予備軍」(25.3%)だと分かりました。
ここでの蓄積リスクは、肌測定器(IPライザー)による肌測定結果に加え、ひとりひとりの生活環境や生活スタイルなどを複合的に判断し、肌に不要なものをため込むリスクの高さを判定したものを指します。
蓄積予備軍を加えると、約8割以上の女性が肌に不要なものを多くため込むリスクが高いという結果になりました。肌への蓄積リスクが高い現代の女性にとって、毎日の“デトックスケア”は重要であることが分かります。
顔の不要なものに対するケアについて
顔のむくみケアを行う頻度はどれくらい?
「毎日」行っている人は1割程度しか居ないという結果に(11.9%)。
さらに、具体的に実践しているケアについて質問したところ、むくみケアとして重要な“デトックスを意識したスキンケア”を行っている女性はわずか1割(11.6%)ほどにとどまる結果に。
毎日肌の“デトックスケア”を行う重要性について、まだ多くの女性の理解は十分ではないことが伺えます。
夏は肌に“不要なもの”が溜まりやすい!
7割以上の女性が知らないという事実も
夏は紫外線によるダメージが大きく、特に肌に“不要なもの”が溜まりやすいシーズン。
しかし7割以上の女性は、「夏は特に肌に“不要なもの”が溜まりやすいことを知らない」(70.5%)という事実が明らかに。
これに対して「ここ10年、夏場の紫外線は年々増加傾向にあります。紫外線に当たる機会の多い夏場は特に、毎日のデトックスケアを念入りに行うことで、むくみや肌荒れに悩まされない肌を目指せます」とイプサ研究員の加治屋 健太朗さん。
理想の小顔に近づくためには?
イプサ研究員・加治屋 健太朗さんが解説
「顔のむくみケア」から理想の小顔に近づく秘訣とは?おさえておきたいポイントはこの3つ。
① 「むくみ」と「肌あれ」の深い関係
顔のむくみの原因は、肌に蓄積をした“不要なもの”。そのまま放置すると、肌あれや慢性的な肌悩みに発展します。
その原因のひとつは、リンパ管の機能低下。むくみや肌あれのない“ゼロ素肌”に近づくためには、もろくなったリンパ管を強化して、肌の不要なものの排出をスムーズにすることが重要です。
② 不要なものを取り除く+αのケア
リンパ管を強化するには、通常のスキンケアだけしていれば良いというわけではありません。
肌深部に蓄積した「不要な水」はむくみを引き起こし、「不要なタンパク質」は肌あれ、さまざまな肌悩みの原因に。これらの不要物をきちんと回収して、体外に排出を促すような+αのアプローチが必要になります。
③リンパ管の機能を回復させる“ゼロケア”
リンパ管のダメージを防ぐには、肌から不要なものを取り除く“ゼロケア”を習慣化することが大切。まずは紫外線の予防や適度な運動、塩分を控えるなど、生活習慣を見直すことから心がけてみてください。
今日から始める肌のデトックス習慣
毎日ゼロにリセットしてケアするのが小顔の近道!
不要なものを取り除く“ゼロケア”こそが、小顔美人になる近道!あなたも顔専用デトックスの重要性を理解することから始めて、肌本来の機能を取りもどしましょう。
<調査概要>
・「現代女性が溜め込みがちな“肌に不要なもの”と“デトックス習慣”に関する調査」
調査期間:2020年4月28日(火)~5月1日(金)
対象:全国の20~40代前半の女性 1000名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
・肌測定に関する調査
調査期間:2019年8月9日(金)~12月1日(日)
対象:イプサ店頭で肌測定を受けられたお客さま 37,785名
調査方法:IPライザーによる測定
調査会社:株式会社イプサ