YOUがコロナ禍で感じたことは？仕事との向き合い方もアドバイス！

悩めるSPRiNGガールの声に、YOUさんが答えてくれる「YOUのこれからこれから」。今回はコロナ禍をきっかけに、これまでの働き方に疑問を持った女性からの悩み相談です。YOUさんの答えとは？

≪目次≫

QUESTION

コロナ禍で働き方に疑問を持つように。この“違和感”と、どう向き合うべき？

コロナをきっかけに、勤労意欲を失ってしまいました。コロナが流行る前は、たまの徹夜も当たり前でバリバリ働いていましたが、急に仕事がストップ。毎日ひとりで家にいる生活が続きました。はじめはゆったりと家にいる時間も悪くないと思っていたものの、しばらくすると、そんな生活にも飽きるように。映画鑑賞も読書も家事も、忙しい仕事の合間にしているからこそ楽しかったんだと気づきました。とはいえ、以前のようにハードワークすることにも疑問を感じています。また忙しい日々に戻れば、こんな気持ちも薄れていくかもしれませんが……。YOUさんは、自分の中の“違和感”にはきちんと耳を傾けていますか？ YOUさんのようにずっと輝き続けている人が、自分の感情とどう向き合って人生の選択をしているのか、教えていただきたいです。
（33歳／東京都／WEBデザイナー）

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YOU’S ANSWER

同じように違和感があって、今までの生活を見つめ直したり、変えようとしたりしてる人、きっと多いよね。仕事は不安定で、住む場所も都会がいいのかわからない。昔みたいに“とりあえず東京”はもう違うだろうし、「夜中まで働くのがエライ」とか「会社が保証してくれるから安心」とかもない。あたしはもともと東京の人間だし、人生も後半戦なので多分このまま老人になるけど（笑）、若い人は働き方・暮らし方を考えるいいチャンスだと思うよ。オリンピックが延期になるぐらいだもん、自分たちも状況に合わせてどんどん変わっていかなきゃダメだよね。

あたしの場合、違和感というか“勘”は大事にしてきたかも。やっておけばよかったお仕事、やらなくてよかったお仕事……間違えたこともいっぱいありますが。ぐうたらで、どんな現場でもがんばれる人じゃないから、できるだけちゃんとするには、真摯に「やりたい」って気持ちがないと失礼だなぁと。自分がやりたい仕事だから、責任も取れる。なんでも「自分で選んだから」と思いたいタチなんです。やっぱ「楽しそうだな」って、ちゃんとよろこんでいきたいじゃん？仕事だけじゃなく、ご飯だってそう。気乗りしないときは、結局楽しくないんだもん。

仕事に関していうと、特に指針をつくっていく若いころは、お金や利益のことばっか考えて決めると、芯がブレちゃう気がする。これが正解って明確なものはないけれど、やりがいを感じられるか、自分の全部を出してがんばれるか。あとは、心の中にある沸々としたものとちゃんと向き合うのがいいのかなって思いますね。