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ずっと一緒にいられます…仲良しカップルが直伝する長続きするコツ

付き合うなら長く一緒にいられる彼氏がいいですし、長く続く関係は仲が良い証拠。でも、どんなに好きな人でも付き合っていればギクシャクするもので、ずっと良い状態を保つのは簡単ではないはず。仲良しカップルが長続きする秘訣は何なのかを探ります。

「ただ一緒にいるだけ」ではない

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恋人同士も夫婦もそもそも赤の他人なので、「好き」という感情を頼りにするだけでは、やっぱりどこかで不安定さが出てしまいます。これは私の持論ですが、恋愛も結局のところは人間関係なので、「良い状態を保とう。安定しよう」と意識することが大事です。

友だちや同僚とうまくやっていくためには気を遣うし、解り合えないと思えば言葉を重ねて説明もするのに、恋人に対しては言わなくてもわかるだろうとサイキックな期待をするのはちょっと違うと思うのです。愛し合っているからこそ、小さなことも話し合って曖昧にしないほうがいいでしょう。

「今は夫婦でお互いに大好きだけれど、この状態が来年も再来年も続くかはわからない。でも、離れたくないと思うから一緒にいるための努力は常にしているつもり」(42歳女性・結婚15年目)

これはおしどり夫婦と呼ぶのがピッタリな知人の意見。結婚して15年経っても、夫と仲良くする努力は惜しまないといいます。つまりこれが、関係が長続きする理由なのでしょう。

とにかく積極的にかかわる

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いくつかの仲良しカップルに話を聞くと、こういった心がけをよく聞きます。でも、これらは一緒にいる時間が長くなるほど、多くのカップルがスルーしてしまうポイント。「本心を正直に言う」は、イライラがたまって爆発するときに当てはまるかもしれませんが、これは大抵「悲しみや寂しさを怒りにすり替えてぶつけている」という状態になっているはず。関係を長続きさせるどころか逆効果でしょう。

ネガティブ感情のすり替えをしない

たとえば、デートの約束を直前に彼氏がドタキャンしてきたとき、納得できずに彼女が怒り出すことがあります。あるいは、彼氏がデートより飲み会を優先してしまい、イライラして意地悪を言ってしまうとか。

よくある話ですが、このとき彼女は本当に怒っているのでしょうか? 本音は怒りではなく、「会えると思ったのに会えない残念な気持ち。寂しさや悲しさ」のはずです。

でも、会えなくなって悲しいと言うのは恥ずかしいのか、自分が負けた気がするのか、「ドタキャンなんて許せない。飲み会のほうが大事なんてムカつく」という文句になって表れることが少なくありません。

ただ、怒りをぶつけてもけんかになるだけ。男性からすれば、正直に悲しみや寂しさを訴えられたほうが心に響くのです。素直に表現するのが難しくても、安易に怒りにすり替えないほうがいいでしょう。関係を長続きさせたいなら反発し合うことより、自分の本心を正しく理解してもらうことのほうが大事です。

できる彼氏は女心を察するのが上手

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「妻の機嫌が悪くなるのを見逃さないようにしている。どうしたのかと聞いたり、イライラの原因を想像したりしてけんかの種は早めに摘む」(38歳男性・結婚8年目)

こちらはめったに夫婦げんかをしない男性の意見。妻とは公私ともにパートナーであるため、関係が悪くなると仕事にも影響が出るからと仲良くする努力は欠かさないそうで。

男性は彼女が無言になり不機嫌になるとビクビクしながらも放置しがちになります。でも、放置しても状況が良くなることはまずないので、自分から歩み寄ったほうが険悪ムードを早く解けるはず。

彼女といつも仲が良い彼氏は、つまり問題解決能力が高いのです。小さな違和感も見逃さずにつぶせるので、ずっと良い関係でいられるのでしょう。

お互いに努力する

「付き合う前は相手にどう思われているか不安だった。付き合ったらその不安は消えると思ったけれど、一緒にいればまた違う不安が出てくる」(35歳男性・交際6年目)

この男性は彼女と良い関係を長く続けているのですが、交際6年を過ぎても仲が良い状態にあぐらをかいていません。不仲になりたくないと思うからこそ、彼女をよく見るのだそうです。よく見ていれば違和感にすぐ気づけるし、何を気遣えばいいのかもわかるのだとか。こうした傾向は仲の良い夫婦にもよく見られることです。

結局、長く一緒にいるから仲が良いのではなく、ずっと仲良くしていたいと思うから関係が長くなっているのでしょう。相手を観察して気遣うという、付き合う前や交際当初は誰もが心がけていたことを、いつまでも続けることが長続きの秘訣なのです。

©Povozniuk/Gettyimages
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※ 2020年10月4日作成

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