出会ったばかりの人との連絡での「また飲みに行きましょう」と言うのは定番の社交辞令。もはや、流す人も多いのではないでしょう。しかし、そんな社交辞令も変化しつつあります。今回は、“社交辞令のつもりが本気にされてしまったLINE”について、経験者である男性たちに話を聞きました。
文・塚田牧夫
「10年後も独身だったら…」
「マッチングアプリで知り合った女性と会うことになりました。歳が同じで、真剣に出会いを求めていそうだったので、会ってみようと思ったんです。
予想通りの真面目な女性。可もなく、不可もないといった印象で、話もそこまでは盛り上がりませんでした。
お互いの決定的な違いは、結婚についてで。向こうは“すぐにでもしたい”に対し、僕は“五年以内にできれば……”といった感じ。そこまで噛み合わず、お互いの健闘を称え合うような感じで終わりました。
そのあと、LINEで少しやり取りをしていて、ちょっと冗談めかして“十年後も独身だったら結婚しましょう”と送ったんです。よくあるセリフですよ。
そうしたら“十年か……長いですね……”と返ってきました。真に受けている……。送る相手を選ぶべきでしたね」カンタ(仮名)/30歳
「夢に出てきた」
「飲み会とかで知り合って、仲良くなりたいって女の子に、よく送るLINEがあるんです。“昨日夢に出てきた”……なんですけどね。
ちょっとはその話題で盛り上がるじゃないですか? たいていは“まじで~”とかそんな反応ですけどね。でも、今までひとりだけ違う反応を示す女がいた。
“夢に出てきた”って送ったら、“私もなんだけど”って返ってきたんです。そして、“平安時代では、自分に会いたがってる人が夢に出てくるって考えられてたんだよね”とか解説を入れてきたんです。
こっちは軽い気持ちで送っただけなのに……。こいつは面倒くせぇかも……と思ってしまった」ムサシ(仮名)/27歳
「誘われて嫌々参加したんだけど…」
「四対四の合コンに参加したとき、可愛い子がいたんですよね。なんとか仲良くなりたいと思って、連絡先を交換。翌日、LINEしてみたんです。
まずは挨拶、そしてお礼。さらに“実は……”と。“友だちに誘われて嫌々参加したんだけど、××ちゃんみたいな子に会えてよかった”って、ちょっと攻めの内容を送ったんですよ。
そうしたら、“嫌々参加したんですね?”と返ってきた。よりによって、そっちの言葉に食い付いてきた。
“こっちはみんな真剣なんです。失礼ですね”だって……。そういうつもりじゃなかったのに……。ただのアプローチのひとつなのに……。
誘われて嫌々参加……なんてよくあるパターンでしょう? 言葉を額面通りに捉えられてしまった。不覚……」ノリアキ(仮名)/29歳
“社交辞令のつもりが本気にされてしまったLINE”をご紹介しました。
こういった内容のメッセージも、あまり真に受けてはいけないということです。嬉しい内容であったとしても、失礼に感じる内容だったとしても、真に受けずいったんは冷静になるべきでしょうね。
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