気温が高くなり、飲み物が欠かせない季節です。移動中にマイボトルを持ち歩く人も多いですが、飲み終わるとバッグの中などで、じゃまに感じることはありませんか?そんなお悩みを解決する、アメリカ生まれの「que Bottle(キューボトル)」をご紹介します。
ユニークな形状がコンパクトに折りたためる秘密
que Bottleの特徴は、本体そのものが、らせんに沿って伸縮することです。凸凹のあるデザインですが、らせん状の凹部分が折りたたまれて、なんと半分ほどのサイズになります。そのため、愛用者からは「飲み終わるとコンパクトになるので持ち運びに便利」という声が寄せられています。
サイズは、600mlと355mlの2タイプで、カラーバリエーションは6色。「SNS映えするので、ほかの色も欲しくなった」といった感想もあるそうですよ。
コンセプトは、自然環境や人体にやさしいこと
que Bottleはフードグレードシリコーン製で、ペットボトルなどに含まれているBPAは一切使用していません。BPAとは、人体に悪影響を及ぼす恐れがある化学物質のことです。そして、100%リサイクルが可能なため、水生生物や土壌生物に無害なのも重要なポイントです。
アメリカのニュースチャンネル「CNN」によると、2050年には世界中の海で魚の数よりプラスチックの数が上回るといわれています。使い捨てのペットボトルは便利なものですが、いまだリサイクル率は低く、環境悪化の一因となっているのです。
そんな状況のなか、「地球環境を守るためにできることから始めよう」と、アメリカの開発チームがque Bottleづくりを開始。自然環境や人体にやさしいことをコンセプトに、クラウドファンディングにより製作が実現しました。
また、日本でもクラウドファンディングを実施し、2ヵ月で900名から600万円以上の支援を集め、販売の実現に至りました。
冷凍庫で凍らせられるので暑い季節にぴったり
抗菌素材を使用したque Bottleは、無味無臭で飲み物のにおいが移ることなく軽量で持ち運びにも便利です。
熱に強いため、内部の汚れが気になるときには煮沸消毒できて、清潔に使い続けられます。
落下の衝撃に耐える耐久性がありますが、包丁など先端のとがった物には触れないように注意しましょう。
これからさらに暑い日が続くなか、おすすめの使い方は、冷凍庫でそのまま凍らせること。飲み物の膨張する分を考慮して、少し飲み物を少なめにして凍らせばOKです。また、開口部が広いので、冷やした飲み物に氷を入れることもできますよ。
日本の暑い季節に活躍する、おしゃれで機能的なque Bottle。この夏、環境と人体にやさしいque Bottleを、あなたも体感してみてはいかがですか。
photo / 株式会社TSマネジメント
que Bottle(キューボトル)