ひざ下ほぐしで疲労蓄積ゼロに! 鍼灸あんま指圧マッサージ師の神崎貴子先生が全身に効率よく血液をめぐらせるふくらはぎのマッサージを教えてくれました。
キンキンと冷える室内でしばらく過ごすと、血流が滞り、パンパンにふくらはぎがむくむことも。むくみに直接働きかけるツボで、だるさを軽減!
1.片足の親指と人さし指の間に、同じ側の手の親指をあてる。圧をかけながら下にスライドさせ、薬指と小指の間まで順に行う。5回。
2.両手の親指を重ねて「承山(しょうざん)」(※1)におき、残りの指でふくらはぎを支える。自然な呼吸を続けながら5秒間押し込む。
3.マッサージしている脚と同じ側の手でふくらはぎを包むように持ち、下から上にぎゅっぎゅっぎゅっと揉み上げる。これを5回。
4.両手の指を広げて足首の内と外にあてる。指全体に力を入れながら、ひざ裏までスライド。下から上に5回押し流す。逆脚も同様に。
※1 ふくらはぎの中央ライン上。つま先立ちをした時に、アキレス腱と筋肉の境目にできるくぼみに位置する。脚の疲れに直接働きかける。
神崎貴子先生 鍼灸あんま指圧マッサージ師、(特非)日本スポーツアロマトレーナー協会副理事長。「さくら治療院」の院長を務める。ツボに関する著書やメディア出演も多数。
※『anan』2018年8月29日号より。写真・中島慶子 モデル・野口絵里弥(SATORU JAPAN) 取材、文・黒澤祐美
(by anan編集部)
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