キャッシュレスが定着し、小さめの財布の人気が継続している昨今。それでも、万が一のときのために、現金を少しは持っておきたいもの。今回は、コインケースやカードケースに負けないぐらいのコンパクトさでありながら、小銭やお札がしっかり入る財布を5つご紹介。どれも、上質なレザーが使われていることも魅力です。
小さいのにお札を畳まずに入れられる「COIN PURSE」
丸みを帯びた形にも愛嬌が感じられる、手のひらサイズのキーケースのようなアイテム。群馬県桐生市で「暮らしに寄り添う、革製品。」をテーマに制作を行う「hirari(ヒラリ)」の「COIN PURSE」です。名前にコインとありますが、小銭に限らず、お札を折り畳まずにしまうこともできるミニ財布。
中にはお札をサッと滑り込ませられるお札入れがあり、フラップ付きの小銭入れも。小銭入れはダイヤ型に立ち上がるボックス型のような作りで中身が見やすく、30枚ほど入る十分な容量があります。
素材には、次第に柔らかくなり艶を増していく、イタリア・テンペスティ社の植物タンニン鞣しのレザーを使用。ブラックやタンのほか、ダークグレーやカーキといったニュアンスカラーも素敵です。
hirari
COIN PURSE【TEMPESTI/MAINE】
カラー・金具:ブラック・真鍮/タン・真鍮/ダークグレー・ニッケル/カーキ・ニッケル
各19,800円(税込)
※欠品の場合、制作期間に約2週間ほどかかります
カードケースのようにシンプルな「ミニ財布 ziemlic」
シンプルなカードケースのようですが、こちらもミニ財布。ドイツで職人の国家資格を取得した作家さんによる革製品のブランド「die Tasche(タッシェ)」のミニ財布のひとつ「ziemlich」です。
開くと、中央にボックス型の小銭入れが。その下にカードを6枚ほど重ねて入れられるカード収納があり、8枚ほどのお札が入るお札入れも備えています。
こちらもイタリア・テンペスティ社のレザーを使用。縫い目が見えるのは背面だけで、革の質感が引き立ちます。スモーキーなベージュ・ブルー・グレーがより深みのある色味に変わっていくのをぜひ楽しんで。
die Tasche
ミニ財布 ziemlich
カラー:ベージュ/ブルー/グレー
各15,500円(税込)
※現在すべて受注生産。制作期間2~3ヵ月ほど。SOLDOUTの場合も応相談。
サブの隠しカード収納付き。「糸をつかわないで作った『三つ折りサイフ』」
手紙の封筒のような温かみを感じるアイテム。カードケースのようにも見える、三つ折り財布です。義足や靴などを手がける義肢装具士さんが、本業の傍ら「Katari(カタリ)」の名前で制作している革製品のひとつ。糸を使わずに、革を折ったり切り込みを入れて差し込んだりして作り上げられていることも特徴です。
内側にもスナップボタン付きのフラップと、差し込み式のフラップが並んでいて、それぞれ小銭とカードを入れられる仕様。その後ろにサブのカード収納と、折らずに入れられるお札入れもあります。
こちらもイタリア・テンペスティ社の色鮮やかな革を使用。現在はクラシック(キャメル)やミモザなどのカラーがあり、SOLDOUTのカラーも希望があれば再販可能とのことなので、気になる方は問い合わせてみては?
Katari
糸をつかわないで作った「三つ折りサイフ」
カラー:クラシック/ミモザ
8,800円(税込)
形を変えて3WAYで使える「選べるスタイル 3WAY MINI WALLET」
スティック状で、キーケースであってもスリムさに驚くようなこちらも、れっきとしたミニ財布。職人とプロダクトデザイナーによるクリエイティブスタジオから生まれた革製品ブランド「FABRIK(ファブリック)」が作る、驚きの機能をもつアイテムです。
実は形を変えられ、カードケース・ミニ財布・コインケースの3WAYで使うことができるんです。
そのままの状態で使えば、仕切りがあるカードケースに(写真手前)。仕切りの部分を折ってフラップにすれば、小銭を入れられて、後ろのポケットにカードや三つ折りのお札をしまえるミニ財布に(写真奥)。カードやお札を入れずに本体を折り込めば、スティック状の小銭入れになります(写真左右)。
タンニン鞣しの国産牛革を使用したこちらは、ダークグリーンやブリックレッド、ターコイズなど9色ものカラーから選べることもポイントです。
選べるスタイル 3WAY MINI WALLET
カラー:9色
4,950円(税込)