2025年も終盤。年内に不要なものを整理して、スッキリした気持ちで新年を迎えたいですよね。占い師の涼(りょう)先生も、手放すことで運が舞い込みやすくなるといいます。2026年を前向きに過ごすために、今手放しておくとよいという5つのものを紹介していただきました。
手放すと、幸運がやってくる
年の瀬になると「来年こそは」と新しいことを始めたくなる方が多いかもしれません。しかし、幸運の流れを呼び込む鍵は、“何をするか”よりも“何を終わらせるか”にあります。
不要なのに持ち続けてきてきた、あるのが当然となっていたものごとを手放してリセットすることもそのひとつ。それは失うことではなく、“新しい幸運のスペースを空けること”。
心が軽くなるほど、運はあなたのもとへ流れ込みやすくなります。
2026年の流れに乗るために、年末のうちに進めたい「5つの手放し」をお伝えします。
1. 今の自分と「波動が合わなくなったもの」を手放す
ずっとクローゼットで眠っている服、もらったはいいけれど使っていない雑貨、過去の関係を思い出させるもの…。
これらはあなたのエネルギーの“滞り”になります。次第に手に取ることがなくなったのは「今のあなたには合わない」というサインの表れです。
また、ものは場所だけでなく、あなたの内側のスペースも占領してしまいます。思い出が詰まっているものほど手放しづらく感じますが、手放してみると、驚くほど心が軽くなることがあるのはそのため。そして余白が増えるほど、新しい流れ・出会い・ひらめきが入りやすくなります。
“余白を作る=運の通り道を作る”という意識で、心にフィットしないものから手放してみてください。
2. 「無理して続けている人間関係」を手放す
なんとなく続いている友人関係、ママ友づきあい、仕事のつながり…。
大人になるほど「角が立たないように」「とりあえず続けておくか」で維持しがちです。
けれど、心は本当に喜んでいますか?会った後に、疲れてはいませんか?大切なのはあなたが「心地いいかどうか」です。
相手との関係をいきなり切る必要はありません。メールやLINEの返信のペースをゆるめる、会う頻度を下げるなど、少し距離を置いてみます。その“小さな距離”があなたの心を守り、自由と時間とエネルギーを戻してくれます。
3. 「過剰に背負った役割」を手放す
親や上司の期待、パートナーや子どもの要望、親戚や同僚とのつきあい…。
誰かの“ため”に動くことが習慣になりすぎていませんか?
30〜50代の女性は「わたしが頑張ればいい」というクセが強く出やすい世代でもあり、気づけば家庭や職場の“中心を支える役”を無意識に背負っていることも少なくありません。とくに家族に尽くしている方は多いでしょう。
しかし、人を大切にすることと、人に縛られることは別。本当の優しさは自分を犠牲にすることではなく、互いに依存せず、自由であることです。
ときには、自分の心のままに動いてみましょう。あなたが自分の人生を軽やかに生きる姿は、家族や周囲の人にとってすばらしい“見本”になります。
4. 「~するべき」の思いを手放す
「仕事も家事も完璧にこなさなきゃ」「人に迷惑をかけちゃいけない」「太っちゃダメ」「資格を取らなきゃ」。
こんなふうに「~するべき」「~であるべき」の思いでいっぱいになり、息苦しくなっていませんか?
その裏にあるのは「できない私は価値がない」という勘違い。
あなたは何かを達成したから愛されるわけではありません。あなたであることに価値があります。
「~しなければ」を手放すと、本当にしたいこと、本当に大切なことが見えてきます。頑張る人生から、満たされる人生へ。あなたの心が望む方向へ進むためのスペースが自然と開いていきます。
5. 恐れからくる「執着」を手放す
ものだけではなく、仕事や習慣、パートナー、家族、友人、推し…。
大事なものごとほど「失いたくない」としがみついてしまうのが人間です。
失う恐れの正体は、孤独、不安、自己否定などにあるかもしれません。それは心の傷が反応しているだけで、あなた自身が弱いわけではありません。
大切なのは、その恐れを否定するのではなく、ただ気づいて寄り添ってあげること。そして、それがあってもなくて“私は私” という軸を取り戻すこと。
執着をなくすと、驚くほど大きな幸運が流れ込んできます。自分の足で立つあなたにふさわしい、手放したもの以上の縁や豊かさが訪れるのです。