【1週間の通勤コーデ】防寒ときちんと感を両立した年末通勤コーデ｜12月22日〜12月26日

年末に向かって予定もタスクも詰まりがちなこの時期。毎朝コーデに迷っている余裕はないけれど、手抜きには見せたくない──そんな気分にちょうどいいのが、組み合わせで印象が決まる通勤スタイルです。今週は、ベーシックアイテムを軸に、考えすぎずに成立する着こなしを曜日別にピックアップ。動きやすさもきちんと感も欲張れるコーディネートを厳選しました。

デスクワークが中心で席を立つ回数も多い一日。ケーブル編みのニットは、見た目に立体感がありつつも締めつけ感がなく、長時間座っていても肩まわりが疲れにくいのがポイント。黒のロングスカートを合わせることで、動いたときのラインがすっきり見え、社内を行き来する場面でもラフに見えないバランスに。足元は安定感のあるブーツを選び、細かな移動が続いても安心して動ける組み合わせに仕上げています。

ベージュのブルゾンにシャツと黒タートルを重ねたレイヤードが、ほどよくきちんと感をキープする通勤スタイル。黒パンツで軸をつくることで、カジュアル要素が多くても全体は引き締まった印象にまとまります。足元にレオパードを効かせて単調さを回避しつつ、色数は抑えて大人らしく。外回りや社内の行き来が多い日でも、動きやすさときれいめのバランスが取りやすいコーディネート。

ふんわりとした白のボアアウターは、着方を誤ると甘さが前に出がち。そこでインナーとボトムはあえて落ち着いたトーンでまとめ、印象を引き締めるのが正解です。ワイドパンツの落ち感が全体に大人の余裕をつくり、ボア特有のボリュームも自然と中和。やさしく見せたい日ではなく、きちんとした印象を保ちたい日だからこそ、白は「甘さ」ではなく「明るさ」として取り入れるのがちょうどいいバランスに仕上がります。

社内ミーティングが続く木曜日は、余計な主張を抑えたネイビーのワントーンで気持ちと装いをフラットに。ダウンは通勤時の防寒として軽く羽織り、室内ではワンピースの端正さが自然と前に出るバランスに。ゴールドボタンの縦ラインが視線をすっと上に導き、座っている時間が長くてもきちんとした印象をキープできる。小物も黒でまとめて、話の内容に集中したい日らしい静かな強さを残したスタイリング。