整理収納アドバイザーのmaikoです。家の中すべてがきれいに片付いた状態は、とても気分のいいものですが、実際には全部を完璧にするなんて、そう簡単にできることではありません。そこで、「ここがきれいだと片付いて見える場所」をご紹介します。
玄関
いつでもきれいにしておきたい場所のひとつが、家の顔とも言われる“玄関”。
毎日の外出時や帰宅時に、玄関がきれいだと気持ちがいいですよね。もちろん、急な来客時にも玄関がきれいであれば、家に入った時の第一印象をよいものにしてくれるはずです。
玄関をきれいにしておくには、靴箱を上手に活用し、出しておく靴の数を少なくしておくことが効果的。玄関スペースに出ている靴の数が少ないだけで、すっきりした印象になり、少々掃除が行き届いてなくてもきれいに片付いて見えます。
しかし、よくあるのが靴箱がすでにパンパンで、これ以上しまえるスペースがないというパターン。
そんな時にはまず手持ちの靴の見直しをし、それでもスペースが足りなければ、季節外の靴は玄関以外にしまい、衣替えをするシステムを取り入れると靴箱のスペースを確保しやすくなり、玄関が片付きやすくなります。
ダイニングテーブル
2つ目のきれいにしておきたい場所は、“ダイニングテーブル”。
部屋の中心的な存在のダイニングテーブルは、いろいろとモノが置かれた状態だと、部屋全体が散らかったイメージになってしまうため、いつでもきれいにしておきたい場所のひとつ。
しかし、ダイニングテーブルにはついついモノを置いてしまいがち。外から持ち帰った郵便物など、とりあえず置いてしまうことも多いですよね。
ダイニングテーブルにモノを置いてしまう理由は、手に持っているモノを、“ちょい置き“するのにちょうどいい高さというのもありますが、決まった収納場所がなく、どこに片付けたらいいのかわからないモノを、とりあえず置いてしまっていることも多いんです。
ダイニングテーブルに置きっぱなしになりやすいモノには、きちんと収納場所をつくり、とりあえず置いてしまうことがないようにすると、いつでもすっきり片付いて見えます。
郵便物などは、ボックスを準備して置くようにするだけでも、置きっぱなしのイメージがなくなりすっきりしますね。
テレビボード
3つ目のきれいにしておきたい場所は、“テレビボード”。
テレビボードは、部屋でリラックスした時間を過ごしている時に、目が行きやすい場所です。テレビボードの上がすっきりしていると、部屋がきれいな印象になり、落ち着いた気分でリラックス時間を過ごせるはずです。
ごちゃごちゃした印象になるのを避けるため、インテリアアイテムなどを飾る場合も、数は少なく、ポイントとして置く程度がいいですね。
また、テレビまわりはホコリっぽくなりやすいため、置いてあるモノが少ないと、掃除もしやすくなり、清潔も保ちやすくなります。
テレビボードの掃除は、ハンディワイパーなどで済ませるのが手軽でおすすめ。テレビボードの目立たない場所に、ハンディワイパーをスタンバイさせておけば、気づいた時にサッと掃除できて便利です。
家中のすべてをきれいにしなくても、ポイントをおさえて整えるだけで、きれいで片付いた印象を与えることができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。