曖昧な関係を続けているときに、終止符を打つべく決定的なひと言を口にする女性もいます。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんなフレーズにまつわるエピソードに迫ります。
1:わかりやすく直球勝負
「ちょっと前にお泊まりデートなどをした後も、いっこうに『付き合おう』って言ってくれない男性がいました。そこで関係をハッキリさせたくて、彼の家に泊まった翌朝に私からLINEで『私たちって、付き合ってるの?』と尋ねてみたんです。
そうしたらまさかの撃沈! 曖昧な関係をはっきりさせることはできたけれど、彼からは『付き合ってないでしょ!? 友達だよ』って直球すぎる返事が戻ってきました。
告白されない時点で薄々は感じていたけれど、『あ〜、やっぱりそうだよな〜』って思いました(苦笑)」(29歳女性/サービス)
2:婚活を始めると宣言
「向こうからアプローチしてきたのに、関係を持った途端にまるで都合のいい女性のように扱ってきた男性がいて……。私自身は婚活を意識していたタイミングだったので、相手が結婚とかお付き合いを考えていないならさっさと別れて次にいきたかったんですよね。
そこで『当たって砕けろ!』と思いながら、デート中に『私、ガチで婚活しようと思うんだ』と彼に伝えてみたんです。
すると、彼の表情が一瞬で真顔になり『え? なんで? 俺がいるのに?』って言われました。その言葉で彼が曖昧な関係をはっきりさせてくれたので、結果としてはよかったです」(28歳女性/保育関係)
3:親に会うよう提案
「1年以上、友達なのか彼氏なのかよくわからない関係の男性がいたんです。何度か曖昧な関係を終わらせようとしたのですが、私の気持ちが彼に向いていたので怖くて聞き出せず。
そんなある日、親が上京してくることになったので、これはチャンスと思い彼に『私の親に会ってくれない?』とお願いしてみたんですよ。
すると、予測はしていたのですが『彼氏でもないのに、なんで?』って言われちゃいました。この言葉をきっかけに彼との関係がはっきりしたので、その日にスッパリと縁を切りました!」(26歳女性/IT)
曖昧な関係がズルズルと続いていれば、不安になるのが女性の心理でしょう。相手の真意を聞くのは「怖い」と感じることがあるかもしれませんが、不毛な関係を続けた先に幸せな未来があるとは限りません。ときには、勇気を出して次の一歩を踏み出すことも必要でしょう。
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※ 2021年6月30日作成