整理収納アドバイザーむらさきすいこです。多種多様なサイズ・形のバッグ。なんとなくひとまとめに…と収納している方も多いのではないでしょうか?今回は、筆者が自宅で実践している「使う頻度」に合わせるバッグの収納術をお伝えします!
「日常使いのバッグ」は最も身近な場所に定位置を決める
とりあえずひとまとめに…と収納しがちなバッグですが、使う頻度に合わせて収納することで格段に使いやすくなります。
ちょっとそこまで買い物に…といった日常的に使うバッグは、いちばん手に取りやすい場所に定位置を決めることをおすすめします。
例えば、リビングダイニングルームのどこかに日常使いのバッグ置き場を設ける、あるいは専用のフックを取り付けるなど。
筆者はダイニングのチェストに日常使いのバッグを掛けるためのフックを取り付けています。
出かける時に手に取りやすいだけでなく、帰宅した時にはバッグの床置きを防ぐことができます。
また、すぐそばにバッグが置いてあることで、ゴミや不要なレシートを捨てるなどバッグの中の整理がしやすくなるメリットがあります。
筆者はフックを取り付けて日常使いのバッグの定位置を決めたことにより、バッグに前日のゴミを入れたまま出かけるといったことがなくなりました。
「使う頻度の高いバッグ」はニトリのブックスタンドで収納
日常的ではないけれどよく使い、かつ自立しないバッグは【ニトリのブックスタンド】を使って収納しています。サイズは幅25.4×奥行21.3×高さ17.2(cm)。
ブックスタンドに収納することによりワンアクション(アクション数=物を取り出すまでの動作の回数)で取り出すことができるようになります。
ファイルボックスと違い、前面に立ち上がりがなく取り出しやすいのが特徴です。
出し入れがしづらいとついつい出しっぱなしになり、物が物を呼んで散らかりやすくなるという悪循環になってしまうことも。
使う頻度の高いバッグほど取り出しやすく戻しやすい収納にすることが大切です。バッグのサイズに合わせて間隔を自在に変えられる収納グッズや100円ショップのブックエンドを活用して仕切る方法もあります。
「使う頻度の低いバッグ」はIKEAのSKUBBで収納
使う頻度の低いバッグは【IKEAのSKUBBボックス】にまとめて収納しています。
サイズは幅31×奥行34×高さ33cm。
ボックスに収めることでアクション数は増えてしまいますが、自立しないバッグが格段に収めやすくなります。
また、クローゼット上段や押し入れの枕棚などの高い場所に収納すると、奥の物が取り出しにくくなりますが、ボックスを使うとその不便さを解決できるメリットがあります。
IKEAのSKUBBボックスは3個セット。筆者は3つのボックスを以下のように使用しています。
①ブラック系(ブラック・グレーなど)
②ブラウン系(ブラウン・ベージュ・グレージュなど)
③デイリー(カゴバッグやその他のカラー)
このように、持っているバッグをカラーでカテゴリー分けをしています。