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疲れの原因は、デジタル中毒? 今話題の「デジタルデトックス」とは

◇スマホとの上手な付き合い方

デジタルデトックスはたまに実践するとして、日頃から疲れをためこまないようにするには、どんな風にスマホと付き合えばいいのでしょう?

「楽しく健やかに生きるためにスマホを使っている」。これを忘れないことだと思います。

前述のSNSがまさにそうですが、楽しむために使っているはずのツールで疲れているのなら、無理に続ける必要はありません。自分のペースで使えばいいのです。

また、「スマホは万能ではない」と知ることも大切だと思います。

たとえば、メールやLINEは遠くにいる相手とも気軽に会話ができて本当に便利ですが、相手との関係性や話題によっては、会って話さないと誤解を生じやすいテーマはあります。

人は本来、表情や声色、口調などの情報をまじえながら、気持ちを伝え合う生き物。自分からシリアスな話、込み入った話、複雑な感情が絡む話をしたい場合は、できれば対面で。それが無理なら、声でやりとりできる電話で行うのがベターです。

■デジタルデトックスで「実はスマホで疲れている」ことに気づく

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スマホ中毒の厄介なところは、自覚しづらいところ。誰かに強制されて使っているわけではなく、楽しさや便利さも享受しているため、「実はスマホで疲れている」ことに気づきにくいのです。

だからこそ、デジタルデトックスを試すことには意義があります。スマホから離れてみて「普段より眠れる」「身体の調子がいい」などの変化が起きた場合、日頃スマホでいかに疲れていたか、気づくきっかけになるからです。

ちなみに、筆者は国内であれ海外であれ、旅先ではメールやSNSは一切見ません(前述の方法です)。伊豆で温泉につかり、海辺を散歩し、土地の食べ物に舌鼓をうち、部屋でお酒を飲み、暇を持て余す。そんな感じで3、4日過ごすと、明らかに体調が良くなります。

もっと手軽な方法、たとえば美容院でメールを見ない(癒やしタイムを堪能)、SNSやLINEのアプリをスマホのホーム画面の1ページ目ではなく2ページ目に置く(目につきにくくなる)、などもオススメです。

放っておくとどんどんスマホと密着していくのは現代人の宿命。だからこそ、いつもより少しスマホを気にする時間を減らしてみるだけで、きっといい変化が起きますよ!

(文:ヨダエリ)

※画像はイメージです

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