夏は露出が増える時期。薄着でも、できる限りスタイルが美しく見える着こなしを目指していきたいですよね。太って見えるなんて事態は絶対に避けたいところ! ですが、限られた布面積で上手にコーディネイトをするのは難しく、気を抜くと二の腕が思い切り太って見えていた.....なんてことも。そこで今回は、多くの人が陥りがちな二の腕の太見えアイテム&コーデをご紹介します。
短すぎるフレンチスリーブ
二の腕カバーアイテムとして今もっとも熱い視線を浴びているフレンチスリーブ。実は今年の夏はフレンチスリーブトップスが急増しているんですよ。ノースリーブほど二の腕が露出しない上にフレンチスリーブの立体的なシルエットのおかげで二の腕に影が生まれて細見えします。
これだけ聞くとフレンチスリーブにNG要素はまったくないのですが、問題はスリーブの大きさ。たくましい二の腕に対してフレンチリーブのデザインが小さすぎ、短すぎると、細見え効果が得られるどころか余計に二の腕の太さを露呈してしまうことになるで気をつけましょう。さらに薄手素材だと体の線に沿ってしまうのであまり立体的に見えず、ムチムチ見えの元になるので素材も注意です。できればシャツならなハリのある素材を、Tシャツなら肉厚なものを選んで。
ノースリーブのIラインワンピース
二の腕が細い方でも場合によって太く見えてしまうのが、Iラインシルエットのノースリーブワンピース。太見えする原因は袖と首まわりのシルエットバランスにあります。袖口がちょうど肩の付け根にあるもので、襟がクルーネックタイプだとデコルテの華奢さが全て隠れてしまって肩まわりがいかつく見えやすいです。そのため、二の腕が太くないのに太って見えたり、筋肉質に感じられたりするので気をつけましょう。
首まわりはゆとりがあるほうがスッキリして見えるので、鎖骨のくぼみが見えるくらいの開き具合を意識すると良いです。袖口は肩の付け根でもOKですが、よりスタイルが良く見えるには肩の付け根より0.5mm~1.5cmほど長いものだとより美しいですね。さらにアームホールはやや広めのデザインがベスト。脇からインナーがチラ見えするくらいの開きのほうが二の腕が華奢に見えるので、あわせてチェックしてみてください。
二の腕の太見え防止の秘策は、立体的なスリーブデザイン
半袖のTシャツなら二の腕の一番太い部分がちょうど隠れるくらいのベストなラインです。それ以外のブラウスやノースリーブ系のトップスを選ぶ場合は、立体感のあるスリーブデザインを選ぶと良いでしょう。
例えば、大きめのフレンチスリーブやギャザーの入ったスリーブなど。パフスリーブもあまり過度にボリュームが出なければ二の腕の太見え防止にも役立ちします。ノースリーブを取り入れる場合は、視線が二の腕に集中し過ぎないようにフレアスカートやワイドパンツなどの裾が広がるボトムスを選んで視線を分散させてみて。ぜひご自身のスタイルをより良く活かすコーディネイトを研究してみてくださいね。