小顔をつくるメイクの代表アイテム『シェーディング』。でも、『そもそもシェーディングって必要?なんだか大変そう!』などのご意見をメイクレッスンの中でとても多く頂きます。今回はシェーディングのシンプルな使い方で、簡単に「自然で大人可愛いメイク」を叶える方法をご紹介させて頂きます。
美しいメイクは『光』と『影』のバランスが命
みなさんは普段、シェーディングを使っていますか?
メイクレッスンをさせて頂く中で、みなさんにおうかがいするとシェーディングを使っている方は、なんと全体の1割ほど。
私自身、メイクのプロになる前はシェーディングを使用していませんでした。
なんだか元々が色黒なのにさらに肌が暗く見えてしまうような気がして、私には縁のないアイテムだと思っていました。
ですがメイクの勉強を重ねていくうちに、シェーディングを入れる場所によって「大人可愛いメイク」に絶大な効果があることが分かりました。
上の写真では左側はハイライトやアイシャドウの明るいパールを多く使用した『光』のメイク。
右側はアイラインやシェーディングを多く使用した『影』のメイク。
両方とも一見するとキレイに見えるメイクなのですが、人が見て本当に美しいと感じるメイクは『光』と『影』のバランスが整っています。
上の図のように、おでこや鼻筋、頬の高い所などは自然に明るく、目のキワやフェイスラインは自然な影ができていると、メリハリのある顔立ちになり、お顔もより立体的に小顔に見えます。
次に、実際にどの辺りにシェーディングを入れると良いのかをご紹介させて頂きます。
シェーディングはここに入れるのが◎
シェーディングは鼻筋などに使用するのも代表的な使い方ですが、オススメは『フェイスライン』に使用すること。
鼻筋など、目元に近い位置に使用する時にはシェーディングの色の濃さや入れる範囲に気をつけないと不自然に見えてしまうことがあるのですが、フェイスラインではそこまで神経を使う必要がなく、そして簡単にお顔全体を小さく見せる効果があります。
図のイラストのように、エラの張っている部分とアゴの下の2箇所に少し影を入れると立体的でキレイなフェイスラインが完成します。
シェーディングは大人可愛いメイクに大活躍
年齢を重ねていくとアゴのラインや頬のラインにたるみが出てきて、綺麗な丸みのある若々しいフェイスラインが保ちにくくなります。
耳から下のエラの張っている辺りから頬に向かって影を入れると、フェイスラインがスッキリと綺麗に見えます。
シェーディングを入れることで、横顔も女性らしい綺麗な丸みのあるフェイスラインが完成し、大人可愛いメイクに仕上がります。
シェーディングでフェイスラインに自然な影をプラスすると、若々しく丸みがありながらもスッキリとした印象が得られます。
メイクの最後に、たった10秒、ブラシで影を少しプラスするだけで、効果は絶大です。
大人可愛いメイクを叶える簡単なシェーディングの使い方、ぜひお試しください。