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パワースポット「日が暮れてから」行くのはNG?江原啓之が答えます

今さら聞けない素朴な疑問からディープな疑問に至るまで、パワースポットに関するQ&Aに江原啓之さんが答えてくれました。

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Q. たくさんの場所に行ってもよいのでしょうか。

A. 何か所行ってもよいですが、一回一回きちんと感謝しましょう。
あちこちの神社にお参りして、エナジーがケンカしないかが気になるのかもしれませんね。基本的に、真摯にお参りするのであれば、いくつ行ってもかまいません。

ただし、「ご利益が欲しいから」と、その“効能”にだけ目を向け、スタンプラリーのようにご利益あつめをするのはダメ。その神社の由緒を見て、叡智をあなたの中に取り入れ、役立たせることが大事。あやかった叡智ひとつひとつに感謝し、調和させましょう。

Q. 行くだけで何もしなくてもよいのでしょうか。

A. 学んだこと、受けたことを毎日に活かしましょう。
「行くだけで何もしなくてよいか」を尋ねること自体、受け身の姿勢であると気づく必要がありそうです。スピリチュアルスポットであれパワースポットであれ、そこからエナジーをいただいたなら、感謝の気持ちが湧き、毎日の生活に活かそうと思うはずです。

たとえば、利他愛の御神威(みいづ)を宿している神社にお参りしたなら、そのエナジーに少しでも近づけるよう、実践していきましょう。身近な人にやさしくするなど、行動を起こして。

Q. 海外のパワースポットに行ってもいいのでしょうか。

A. 畏敬の念をもってうかがいましょう。
今はコロナ禍ですから海外に行くこと自体が難しいときですが、いつか行ける日が来たら、行くこと自体は問題ありません。ただ、ミーハーな気分で出かけないように気をつけて。聖地と呼ばれるところにお邪魔するのですから、失礼がないようにふるまうことを忘れてはいけません。

海外では文化風習の違いもありますから、「郷に入れば郷に従え」の言葉の通り、その地のマナーは守ること。畏敬の念をもってうかがいましょう。

Q. 相性ってあるのでしょうか。

A. 相性よりも自分が今何を必要としているのかを見極めて。
相性より気にしてほしいことがあります。それは、あなたが必要としているパワーに合ったところかどうか。

たとえばもし、パワーに満ちた状態のときなら、“体力不足を補える御神威”を宿した神社を選ばなくてもいい、ということです。まずはそこに祀られているご祭神がどんなエナジーを宿しているかを由緒などでチェックし、それが自分のあやかりたいエナジーかどうか見極めて。そこが一致すれば、“ご縁のある聖地”といえます。

Q. こういうときには行かないほうがよいなどありますか?

A. 日が暮れたら、行くのはやめましょう。
スピリチュアルスポットにお参りするときは、特に注意が必要です。基本的に、「日が暮れてから」は行かないほうがいいでしょう。私たちが神社にお参りするのと同じように、実は亡くなった人たちにとってもスピリチュアルスポットは心の支え。夜の時間帯は、亡くなった方たちが行く時間なのだと認識し、避けるほうがいいのです。

ただし、例外として、夜にお祭りがある場合は、御神威が働き続けているので、お参りしても問題ありません。

えはら・ひろゆき スピリチュアリスト、オペラ歌手。ロングセラーの『江原啓之神紀行』シリーズや『今、いくべき聖地』(共に小社刊)などで、長くパワースポットやスピリチュアル・スポットについて説いてきた。

※『anan』2021年9月22日号より。写真・小川朋央 文・湯川久未

(by anan編集部)

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