古くから本の扉として使われてきたビネット。最近ではデジタル画像のフレームデザインなどに使われ、再び注目を集めてきています。ビネットとアンティークネイルの相性はとても良いので、アンティークネイルが好きな方なら一度は試したことがある方も多いのではないでしょうか?シックで優雅なビネットは大人の魅力あふれる女性の手元にぴったりです♪この記事では、ビネットネイルとは何か?額縁との違い、そしてビネットを応用したアートを使ったネイルデザインをご紹介します!
ビネットとは?
ビネット(Vignette)は、もともと”ぶどうの木”を意味するフランス語vigneの指小形”vignete”に由来しているそうです。
英語に登場したのは18世紀頃からで、「古書の扉デザインの装飾」を表す言葉として使われてきました。フレームのような囲みデザインが多く、ぶどうや植物のツタ、花などをモチーフにしたデザインが多く見られます。
このほか、ビネットには、エッジがグラデーションになっているフレームや、昔の演劇のシーンのあいだに現れる説明文とイラストなどという意味もあるようです。
額縁デザインとビネットの違いは?
額縁もビネットも植物をモチーフにしている点などで共通点が多いです。
どちらもツタなどの曲線美を重視したデザインで、豪華な印象を与えます。
アンティークの額縁デザインとビネットを比べると共通点はありますが、
ビネットの方が2次元であるためよりシンプルでモダンな雰囲気を感じさせます。
また、テキスタイルデザインのように同じツタのデザインをパターン化しているケースも目立ちます。
メタリックフラワーで甘さ控えめなビネットネイルに♪
こちらは燻し銀(いぶしぎん)のようなメタリックフラワーがシックでカッコいいデザインです。
ダークなブルーグレーとの組み合わせは、シックでお洒落度高めの雰囲気を漂わせています。
甘さ控えめが似合う大人女性におすすめしたいデザインです♪
アンティーク風のビネットネイル
くすみ感のあるゴールドで模(かたど)られたぶどうやツタが、アンティーク感を醸し出していますね。とても高級感あふれるビネットネイルです。
赤紫のワンカラーも組み合わせて、ジューシーなぶどうが手元に!
ところどころに塗られたベージュで抜け感もばっちりです。
セージ×燻し銀のビネットネイル
少しトレンドを意識したモダンなデザインにしたい方は、こちらのセージとホワイトのアシンメトリーデザインがおすすめです♪
くすみ感のあるセージと立体感のある燻し銀の組み合わせは、絶妙に相性が良いですね。
ショートネイルにもおすすめです。
暖かみを感じさせるぶどうのビネットネイル♪
こちらは、古典的なぶどうのビネットとメタリックな暖色を組み合わせた美しいデザインです。
ホワイトをベースにしたぶどうのビネットはノーブルな高級感を感じさせます。
暖色のニュアンスネイルは、様々なカラーを塗り重ねることにより複雑でモダンな雰囲気を作り上げていますね♪
淡い若草色のビネットネイルでフレッシュな印象に。
若草色をベースにゴールドのメタリックフラワーがアンティーク風で美しいビネットネイルです。
乳白色のベージュと組み合わせることで、優しく上品な雰囲気に♪
さらにビネットっぽさを出す場合は、囲みデザイン風に真ん中の空間を少し空けると良いかもしれませんね。
ビネットネイルをお試しあれ♪
ビネットネイルの特徴や、ビネットアートを取り入れたデザインをご紹介しました。ビネットは古くからある装飾デザインなので、アンティークネイルとの相性が良いですね。ニュアンスネイルやアシンメトリーデザインなどモダンな要素と組み合わせて、より今っぽさを意識したデザインにすることも可能です。まだ試したことがない方は、ぜひ参考にしてみてください♪
Itnail編集部