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手放したくない…! 男性が結婚したいと思う「本命彼女の特徴」 #150

彼にそろそろ結婚を意識させたい。そう思ったとき、多くの女性がどうすべきか、悩むかもしれません。一般的には家庭的な振る舞いをするとか、匂わせる、なんてテクニックが思いつくかもしれませんが、実は、男性の心理を知ることで、適切な一押しは見えてくるんです。

彼に結婚を意識させたい! ひと押しに有効なポイント

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【おおしまりえの恋愛道場】vol. 151

彼氏と結婚したい。でも、なかなか相手がその気になってくれず、やきもきしている女性はいるものです。多くの女性が結婚に対して、未だ「憧れ」の要素が強いのに対し、男性は夢見るよりもリアリストであることが多いです。つまり、彼に結婚を意識させたいのであれば、男性特有のリアリストな気持ちを知り、そこにフォーカスする行動がオススメです。

男性は精神的な勢いと物理的なメリットで結婚を意識する

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女性が結婚を考えるキッカケは「夢や憧れ」といったキラリとした要素とあわせて、「年齢」「将来」「子ども」といった、時間的な不安から来ることも多いです。

一方男性はというと、不安から結婚を望む場合もありますが、女性ほどではありません。どちらかといえば男性は、結婚に対して「チャレンジ」「成長」「発展」といった、前向きな要素を乗せがちです。

例えば、転勤や海外赴任などをキッカケに結婚するケースは多いものです。遠距離恋愛になるくらいなら結婚を、という考えでもありますが、根本には「新たなチャレンジを支えてもらいたい」という前向きな気持ちと物理的なメリットが重なり、強く結婚を意識したといえます。

ほかにも、男性は倒れた際に看病してくれた女性との結婚を意識する、という話がよくあります。これも、根本的には看病という物理的なメリットと、自分を回復させてくれるという、ある種の前向きなサポートがあるからこそ、相手を結婚相手として意識するのです。

彼に結婚を意識させる具体例なアプローチ2つ

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精神的なプラス要素と、物理的なメリット。この2つを押さえることで、男性にグッと結婚を意識させることに繋がります。では、具体例にどういったアプローチが有効か。ここでは2つのパターンを紹介していきます。

「もっと成長したい」そのタイミングで後押し!

人には誰しも、勢いがある時とそうでない時の波があります。彼にとって上に向かう波が来たとき、それはいっしょに結婚も意識させるチャンスといえます。「もっと成長したい」「稼ぎたい」「転職して活躍したい」「環境を変えたい」。もし彼からこうしたメッセージが発せられたら、あなたはそれをしっかり受け止め、しっかり肯定し、精神的に後押ししていくことが有効です。

ここで注意したいのは、上がりたい気持ちを肯定し、盛り上げるという精神的なサポートがなにより大事であるということ。彼に対して「じゃあこういう勉強したら?」「ここの転職サイトいいよ」といった物理的なサポートは求められるまで不要ですし、「彼に余裕がある今こそ結婚を考えてくれるかも」なんて急かすのは逆効果です(結婚したいという意志をちゃんと伝えておくことは大事ですが)。

「きっと目標は叶うよ!」「最近頑張ってるの、すごいね!」「忙しくて困ることあったら、協力するから言って」といったさりげない支えとなることで、彼からすると「この人は自分の人生を応援してくれる相手だ=ずっと一緒にいたい」といった結婚意識を芽生えさせるのです。

楽しいし、これからも楽しそう!

とにかく一緒だと楽しい時間が過ごせるというのは、友だちでも彼女でも、非常に貴重な存在です。「楽しい」という状態は、そもそもその人がアガっている状態ですから、彼が自然体で楽しい状態でいられるようなふるまいができるだけで、相手には結婚を自然と意識させる要素が詰まっています。

女性にこの話をすると「彼のために料理を作ったり家事をしたりしている」「デートはいつも普通に楽しんでいる」といった声を聞きます。でも、ここでいう「楽しい」とは、そうした今この瞬間が楽しいだけではありません。

「今この瞬間も楽しいし、この先も“もっと”楽しそう」こうした未来への期待感を抱かせるような刺激や面白さが加わると、男性は彼女を手放せなくなり、結婚を意識します。

例えば、普通にしていても楽しいけど、彼が予想もつかないような刺激を彼女が与えるとか。彼女といると、自分では普段しないような面白いチャレンジができる、なんてシーンがあると、物理的なメリットと精神的なプラス要素の両方が満たされ、彼はぐっと結婚というか、一生いることを意識します。

一般的に彼に結婚を意識させようと思うと、家庭的な側面をアピールするとか、きちんと話し合うといった具体策が出てきがちです。もちろんこうした取り組みも無駄ではありませんが、精神的に相手を満たしてあげるほうが、結婚という次のステップを決断させるには有効だったりもします。

今回は結婚に向けた話でしたが、彼の心を満たすことで、自分自身もより満たされ、そして成長できるような関係を築いてくださいね。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

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