食材に色が多い、使う器が多いなど、センス良くアレンジするのが悩ましいお正月の食卓。伝統的な器を使ったアレンジから、モダンな白、木のぬくもりを感じるアレンジまで5者5様のお正月コーデを参考に、新年の食卓を晴れやかに彩って。今回は、VERYモデル・笹川友里さんのお正月テーブルコーディネートを紹介します!
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お正月らしい器の華やかさをいかして コーデをまとめるアイテムを模索中です
モデル 笹川友里さんのお正月① Point :
作家・原依子さんの花小紋がいきる我が家のテーブルにも合うマットな黒の敷板で器に一体感が
花びらの一枚一枚の絵付けが違う原依子さんの花小紋は、色彩の美しさと、よく見るうさぎなどが描かれていて可愛らしい。サイズ違い、柄違いで揃えています。お屠蘇は寺田美術で買った長野史子さんのグラスで。杉田明彦さんのマットな敷板を狙っています。
モデル 笹川友里さんのお正月② Point :
ワンプレートおせちには、新入り・アンティークの伊万里焼柄入りの和紙でおもてなしに
旅先で器を買うことも多いです。この明治時代の伊万里焼の七寸皿は、先日京都に帰省した際にお正月用のお皿を探して立ち寄った「阿閑堂」で見つけた戦利品。アンティークならではの味わいのある佇まいと色鮮やかな絵付けに惹かれて。和紙をクロスに、赤い実を箸置きとして使えばモダンなテーブルコーデに。
モデル 笹川友里さんのお正月③ Point :
縁起物の小皿を効かせたモダンなカラーコーデでお雑煮もおしゃれに
縁起物モチーフで、一点投入でお祝い感が出せる豆皿はアリタポーセリンラボのもの。深い色味に惹かれた緑の塗りのお皿は、上記の伊万里焼と一緒に京都の「阿閑堂」で買ったもの。島安汎工芸制作所の汁椀や輪島キリモトのグレーの長角膳などとシックな色味でまとめたい。
モデル 笹川友里さんのお正月④ Point :
テーブルが華やかになる小技や酒器も取り入れたい
(上)青木聖さんの錫の酒器や木下和美さんの銀彩お猪口に注目中。この質感ならどんな陶器にも合わせやすそう。(中)伊東屋に売っている和紙を、あえて手で切って風合いを残したクロス代わりに。これは「shira」波柄の美濃和紙友禅染紙。(下)懐紙を折って箸袋に。干支が書いてあるものならお正月気分も高まりおもてなしにも良さそうです。