品物とともに“幸せ”も贈りたい。そう思う人にぜひおすすめしたいのが、開運などのモチーフが使われている、おいしいものたち。ギフトコンシェルジュの真野知子さんが、オススメを教えてくれました。
包みを開けば、思わずにっこり。福招きの贈り物。
招き猫に瓢箪…おめでたいオンパレード!
『KUGENUMA SHIMIZU』 もなか 銀座限定「幸」
湘南の完全予約制レストラン『鵠沼しみず』のスイーツ店が手掛けるもなか。「いろいろな種類が入っているワクワク感と、めでたいづくしのモチーフが楽しい。眼福と口福の両方を味わえます」。餡と皮は個包装されており、食べるときに手作りするスタイル。10個入り¥3,456(KUGENUMA SHIMIZU GINZA SIX店 TEL:03・6263・9775)
福を招く瓢箪の中には可愛い金平糖が。
『紫野和久傳(むらさきのわくでん)』 和三盆金平糖 ふりだし
陶器の瓢箪を振ると、中から阿波の和三盆を使った小粒の金平糖がころり。上品な甘みが美味。「瓢箪には、除災招福、魔除け、無病息災など縁起の良いいわれが多数。商品名の“ふりだし”には、何かがあっても振り出しに戻してくれそうな、前向きな印象が」。陶器入り50g¥2,376(紫野和久傳)https://shop.wakuden.kyoto/
運を扇で引き寄せて!
『ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ』 プレミアムチョコレートバー ラズベリー柚子
ホテルのロゴにもなっている扇は、繁盛や開運のモチーフ。「ロゴがあしらわれた木箱の中には、扇が浮き型押しされたチョコレートバーが。縁起の良い感じが箱にも中身にも溢れているところが素敵」。ラズベリーの甘酸っぱさが魅力。¥2,376(ザ マンダリン オリエンタル東京 レストラン予約 TEL:0120・806・823)
宴の席名につける縁起物としても人気。
『奥井海生堂(おくいかいせいどう)』 吉祥昆布和紙包
“よろこぶ”との語呂合わせなどから、昔から日本ではさまざまなシーンで縁起物として重宝されてきた昆布。こちらはその昆布を、“吉祥昆布”というおめでたい形に編み上げたもの。「表書きを用途で選ぶことができ、越前和紙を使った箱に詰め合わせも可能。そのあたりも贈り物向き」。大1枚入り¥313(奥井海生堂 TEL:0770・22・0493)
金箔が輝くお酒をお祝いの席に。
『箔一(はくいち)』 梅型金箔付き梅酒 金華
石川県と福井県産の紅映梅だけを使い、昔ながらの手法で製造された梅酒。「梅の花の形をした食用金箔が付いていて、それを浮かべて飲む梅酒です。見た目に美しく、金運が上がりそう。お酒好きな方へのギフトに」。濃密な梅の旨味と、スッキリした飲み口が味わえる。300ml¥1,980(箔一 TEL:0120・009・891)
開運モチーフの紅白クッキーを詰め合わせ。
『アトリエうかい』 ふきよせ 紅白
ふきよせとは、何種類もの干菓子を取り合わせた日本に古くからあるお菓子で、こちらはそれをクッキー生地で再現したもの。「松竹梅や鯛など、おめでたいモチーフが詰まっていて、さらに紅白カラーで縁起物ずくめ。どんなお祝いのシーンにもぴったりです」。¥1,100(アトリエうかい) https://www.ukai-online.com/
真野知子さん ギフトコンシェルジュ。本誌連載「Food topics」をはじめ、日常的な手土産からハレの日までシーンに合わせた贈り物をセレクト。
※『anan』2022年4月13日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・古瀬絵美子
(by anan編集部)