交際は順調だったはずなのに、結婚の話を持ち出した途端、恋人から「結婚は考えられない」と言われてしまった経験はないでしょうか。多くの男性は、「恋人にしたいタイプ」と「結婚したいタイプ」を無意識のうちに分けていることがあります。今回は男性陣に、恋人としては良いけれど、結婚相手としては見られない女性の特徴を聞いてきました。
仕事を頑張る気がない女性
「前の彼女は、見た目もタイプだし性格も優しいのですが、適当に仕事をやっている感じが嫌でした。やりたいことや目標も特にないし、今の仕事に対するプライドや思い入れも一切なくて、『できればこんな仕事さっさと辞めたい』といつも言っているんです。
僕は男女関係なく、仕事を頑張っている人が好きだし、彼女みたいな子は一緒にいても全く尊敬できないので、結婚を迫られたタイミングで別れてしまいました」(衛/31歳/人材サービス)
自立している女性や、仕事を頑張っている女性が好きだという男性は非常に多いです。一昔前だとキャリアウーマンはモテない…と言われてしまう時代もありましたが、今は逆で、仕事でもキラキラと輝いている女性が魅力的に映るのかもしれません。
また、結婚となると家計が関わってくるので、なおさら仕事への価値観は重視されます。仕事を頑張る気がない=自立心がない…とみなす男性も多いのが現実です。
感情の波が激しすぎる女性
「3年くらい付き合ったけれど、結局結婚を考えられずに別れてしまった女性がいます。その女性はよく言えば“喜怒哀楽が豊か”で、刺激はあるのですが、感情の波がとにかく激しいです。急にキレたり泣いたりすることも多く、一緒にいて疲れるので、結婚して家庭を築くイメージが湧きませんでした」(弘毅/28歳/公務員)
将来どんな家庭を築きたいか考えた時に、大半の人が、居心地の良いホッとできる空間をイメージすると思います。そのため、安定した家庭を一緒に築けなそうな相手は、結婚相手の候補から外れがち。
感情表現が豊かなのはとても素晴らしいことですが、度を越すと、一緒にいて疲れる相手になってしまうようです。
物事を深く考えられない女性
「僕は、思慮が浅いというか、物事を深く考えないタイプの人が苦手です。元カノがまさにそういうタイプで、表面でしか物事を見ていないんです。例えば海外旅行でどこに行きたい! という話になった時に、なんでそこに行きたいのか尋ねると、『みんなが行っているから…』とか『何となく…』という答えが返ってくることが多くて、何だか薄っぺらい印象を抱いてしまいました。
僕が理屈っぽいのかもしれませんが、もし彼女と結婚して、人生の重要なことを二人で決めていくとなった際に、いつも“何となく”決断されるのは嫌だなあ…と思いました」(祐人/33歳/IT)
こればかりは性格の相性もあるかもしれませんが、男性の中には、「結婚するならきちんと自分の考えを持っている女性がいい」という人も多いです。
実際に結婚すると、夫婦で話し合って決断しなくてはならない重要な局面に何度も突き当たります。その際に自分の考えを言葉にできないと、苦労することもあるかもしれません。
以上、恋人としては良いけれど、結婚相手としては見られない女性の特徴を男性陣に聞いてきました。
男性が結婚したいと感じるポイントは、芯のある女性かどうかということなのかもしれません。とはいえ、男性から「結婚は考えられない」と言われたからと言って、必ずしも女性側に否があるわけではなく、相性が原因の場合もあります。ですからあまり悲観的にならず、結婚に至らなかった理由を探ることで、次の恋愛に活かせるはずです。
©Nick Dolding/Gettyimages
©Milos Dimic/Gettyimages
©tommaso79/Gettyimages