結婚を渋る男性がいる一方で、すんなり結婚を決意する男性もいます。もちろん結婚願望がどのくらいあるか、どんな人生観を持っているかにもよりますが、「この人なら安心して結婚できる」と思わせる女性が現れれば迷いは少ないはず。男性に結婚を決意させる女性にはどんな特徴があるんでしょうか?
1. 話が合う
話が合う人とはすんなりなじめるものですが、話が合うとは価値観が同じということです。
また、パートナーとして長く一緒にいるには、意思疎通がスムーズで会話が続くことが重要な条件になります。どんなに外見が美しく整っていても、話が通じない人やおしゃべりが楽しくない人とは間が持たなくなるでしょう。
「どれだけキレイな人でも、ずっと愚痴を言っている人とは一緒にいたくない」(33歳男性・会社員)
この男性はマッチングアプリでプロフ写真より自己紹介文を重視するそうです。また、会って話したときにポジティブな気持ちになれるかどうかが、付き合う決め手になるんだとか。
「妻の第一印象はぼんやりしていて、実はあまりピンと来なかった。でも、価値観が同じというか、生きていくうえでの理念が同じとわかってからは、顔の作りや爪の形まで美しく見えた。恋に落ちるとはそういうものだと思う」(41歳男性・経営者)
この男性は生涯独身でも構わないと思っていたそうですが、妻となる女性と知り合ってから考えが変わったようです。「この人となら一緒に生きていける」と思えたことが結婚の決定打になったとのこと。
彼女として付き合うだけでなく、結婚相手として生涯を共に生きると考えれば、話が合うことは欠かせないポイントになるのです。
2. ライフサイクルが合う
恋愛と結婚の大きな違いは生活を共にする点で、同じ時間軸で動けるかどうかは結婚を考えるうえで重視したいポイントになります。
たとえば、一方が夜勤メインで、もう一方が朝から夕方まで働くとしたら、夫婦が一緒にいられる時間は限られてしまいます。また、休日が重ならない場合もすれ違いが多くなるでしょう。
夫婦ふたりだけの生活ならまだしも、子どもが生まれると「運動会なのにお父さんが仕事で来られない」あるいは「日曜日はママがいないから家族でお出かけできない」といった不満が募りやすくなります。
「マスコミ業界に勤めているので子どもの行事に参加したことがほとんどなく、妻と娘には距離を置かれています」(45歳男性・テレビ局勤務)
この男性は娘さんが保育園を卒園するとき「パパはどうせ来ないんでしょ」と言われてしまったそうで。かろうじて離婚はまぬがれているものの、夫婦関係はかなり冷めているようです。
結婚ではどれだけ愛しているかより、家族がひとつになれることのほうが大事です。ライフスタイルが似ていて、同居したときの生活が想像しやすい相手はスムーズに結婚話が進むでしょう。
3. お互いの友人とすんなりなじめる
結婚生活は何十年と続くもので、自分とパートナーの家族・親戚はもちろん、友人関係をも巻き込みながら夫婦の絆を深めていきます。自分と相手が仲良しであるだけでなく、お互いが属するコミュニティを行き来することで結婚生活は充実していくでしょう。
たとえば夫婦げんかの仲裁役を友人がしてくれたり、トラブルに見舞われたら友人に相談したりと横のつながりが重要になるのです。
「地元の友だちに紹介したとき、彼女がすんなりなじんでくれると安心する」(31歳男性・サービス業)
男性は本命彼女を自分の男友達に紹介するといいますが、この人もまさにそのタイプです。また、友人の評価が彼女との結婚を決めるきっかけになる場合も多いでしょう。
彼女が彼氏の友人とすんなり仲良くなれるとき、ふたりはよく似た人間関係を築いていることになります。それは生まれ育った環境や仕事観などが似ているという意味で、結婚しても違和感なく一緒にいられる安心につながります。
内面がマッチするかどうか?
結婚まで視野に入れれば内面を重視するのは当然ですが、単に好感が持てるだけでなく、内面がマッチするかどうかが大事です。それも、生活をともにして長く一緒にいられると安心できることが結婚の決め手になります。
価値観が合って会話が楽しく、同じ時間軸で生活できて、自分の家族や友人とも仲良くできる人。それが、男性がすんなり結婚を決意する彼女の条件になるでしょう。
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