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ベッドでハァハァ…「男女の友情は成立しない」と感じた瞬間3つ

“男女の友情が成立するかどうか”については、長きに渡り議論されてきました。しかし、いまだにその決着はつかず。見解も様々です。もちろん、いろんな考え方があっていいのですが、それによって傷付く人が出てくる場合もあります。今回は、“男女の友情は成立しないと感じた瞬間”について、男女それぞれに話を聞いてみました。

文・塚田牧夫

「死ぬ前に一回だけ…」

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「仲のいい男友だちがいました。その人とは家も近く、2人でよく食事にも行っていました。お互い、“異性として見れないよねー!”なんて言い合うような感じでした。

あるとき、その人が風邪を引いて高熱を出したんです。外に出れないから、“飲みものを買ってきて欲しい”と連絡がありました。

コンビニによってから友だちの家へ。彼はベッドのなかで苦しそうに呻いていました。ときどき、“死ぬ……”なんて言って本当につらそうでした。

布団をめくったとき、汗だくなのが分かりました。だからTシャツを持ってきて、着替えるのを手伝ってあげたんです。そうしたら、その人が抱きついてきた。そして、意識朦朧としながらも“死ぬ前に一回だけ……”と言ったんです。

やっぱりそういう気はあるんだ……と、申し訳ないけど、ベッドに張り倒して寝かせました」ハル(仮名)/29歳

嫉妬を自覚して

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「以前付き合っていた彼と、別れてしばらくして連絡を取り合うようになったんです。私にはもう新しい彼氏がいたし、向こうも別に復縁を考えている様子はありませんでした。

だから、彼の恋愛相談なんかによくのってあげていたんです。2人でたまに会うこともあったけど、もちろん何もなく、すごくいい関係で。ああ、男女の友情って成立するんだな……って思っていました。

それがあるとき、彼に久しぶりに彼女ができたんです。3年ぶりくらいらしく、すごく嬉しそうでした。その姿を見て、私は素直に喜べなかった。

そこで、自分のなかに嫉妬の気持ちがあることを自覚。やっぱり、男女の友情は成立しないんだ……って思い直しました」ミナホ(仮名)/31歳

一方的な友情は友情?

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「俺のある男友だち。そいつとしょっちゅう一緒にいる女の子がいました。学生時代からの付き合いらしく、今でも飲みに行ったりメシ食ったりする。付き合っちゃえばいいじゃん……というような関係です。けど、そんな意識はないらしく、親友だと言っていました。

あるとき男のほうに聞いたんですよ。するとやっぱり、“恋愛感情なんて一切ない”と。“女だと意識したことなんか一度もない”とも言っていました。

別の機会に、女の子のほうと話す機会があり、そっちにも聞いてみたんです。“もし告白されたらどうする?”みたいに。そうしたら、“付き合う”と言うんです。自分の感情は友情とは違うと……。

2人の感覚には差があった。果たして、一方的な友情は、友情として成立していると言えるのか……?」ユウタ(仮名)/31歳

“男女の友情は成立しないと感じた瞬間”をご紹介しました。

友情というものを、どう捉えるかによっても変わってきそうです。永遠に続くのが友情なのか、一瞬でも成立していればそれは友情なのか。この議論が解決に至るのには、まだまだ時間がかかりそうです。

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