未来の美肌のための“UV対策”教えます!
5年後も10年後もキレイでいる秘訣
肌がキレイだとそれだけで若く輝かしくみえるもの。そのために人それぞれ自分に合った肌悩みや、季節や身体のバイオリズムなどの状態に合わせてケアすることが大切です。既にお肌の悩みがある人も、まだまだ5年後の肌のことなんて気にしない!という人も、誰しもが気をつけなければならないのが「紫外線対策」です。
“うっかり日焼け”も積み重なると、シミや深いシワの原因になります。なんと、紫外線がお肌の老化原因に……! そこで、紫外線が強くなる直前の今の時期に正しいいくつになっても美肌でいるための「紫外線対策」をおさらいしましょう。
人気美容家・岡本静香さんを直撃♡
目に見えない紫外線だからこそ、「何をすれば良いのかわからない!」という人も多いもの。そこで今回は、美容家の岡本静香さんにお話を伺いました。
shizucat
[プロフィール]
2005年に始めた美容ブログで人気に火がつき活動を開始。女性誌のライターアシスタント、化粧品会社のビューティーアドバイザー、美容講師の経験を経て、美容家として活躍中。著書には『自分の肌を好きになったら運命は変わる』など多数。すぐに実践したくなる身近な美容法が大好評!
それでは、押さえておくべきポイントやすぐに実践できるテクニックを5つに分けてご紹介します。
#1.UV小物&日焼け止めをバッグにIN
屋内でも紫外線に注意。帽子やサングラス、日焼け止めを持ち歩こう!
日差しが特に強くなる季節になったら“UV小物”も持ち歩くようにしましょう。肌への紫外線はもちろん、目からの紫外線をブロックすることも意識しておきたいですね。日焼け止めも、常にバッグにINして♡
「目から入る紫外線にも注意は必要。『冬でもサングラスをしてるの?』と言われることもありますが、できるだけサングラスはするようにしています。日焼け止めも、一年中バッグに入れるようにしています」
オープンテラスのカフェや日当たりの良い部屋などでも注意が必要。シミなど気になる部分にはこまめにぬり直しをするのが良いそうです。メイクの上からつける場合は、指の腹に日焼け止めを軽く広げ、日の当たりやすい部分に押さえるようにつけましょう。屋内にいる時でも、日差しが気になる時は実践しましょう。
#2.日焼け止めの選び方を見直し
SPFの数値だけで選んじゃダメ。他にも外せないポイントがあります!
“紫外線から肌を守る”ことを考えた時に肌に直接つける日焼け止めが思いつきますが、他のスキンケア用品と比べて何となく選びがち。そこでまずは「選び方」を教えていただきました。岡本さんは今年だけでも既に7種類もの日焼け止めを試しているんだとか……!
そこで出てきたのが4つのポイント。早速、今使っているものを見直しましょう。
□ 乳液のようなつけ心地
日焼け止めの強さを表すSPFとPAの値が高く紫外線から肌を守ってくれるものはもちろんですが、その中でも“つけ心地”が大切。スキンケアをするように使えるものをセレクトするのだそう。
「SPF値が高いと肌への負担が大きいというイメージは昔のこと。今は良いものがたくさん出ています」と岡本さんが指摘するように、年々強くなる紫外線に対してUVアイテムの進化は止まりません!
□ 花粉や黄砂などの環境ストレスからも守ってくれる
紫外線に加えて、今の時代は花粉や黄砂などの環境ストレスも大敵。今の肌はもちろん、未来の肌にも影響を与える1つです。
□ スキンケア効果が高い
また、「スキンケアの効果」が高いことも毎日使う理由になります。スキンケア成分が含まれていると、ぬった時のゴワゴワ感なく、落としたあともうるおいが感じられます。スキンケアができていると思えば、日中のぬり直しだって苦になりません!
□ ファンデーションとの相性が良い
日焼け止めは、毎朝のスキンケアとメイクの間に使いましょう。ファンデーションとの相性も見逃せないポイントなので、“肌を乾燥させないか”チェックしましょう。
#3.朝の引き算はNG! うるおいを意識して
続いて、朝のスキンケアの時間に注目。日焼け止めをぬるコツや意識しておくべきことを伺いました。意外なところに落とし穴があるのかも……!?
□ スキンケアではとにかく“うるおい”を
朝のスキンケアはとにかく「うるおい」を意識しましょう。
「朝のスキンケアは引き算をしてしまう人が多いけど、紫外線から肌を守りたいと思うなら、『肌がしっかりうるおっていること』が大切なんです。化粧水をぬった後に、自分の肌を手で触って“しっとり感”を感じられればOKです。さらに美容液やクリームなどで油分をプラスして肌をやわらかくしてあげましょう」
化粧水はケチらずしっかりぬってあげましょう♡
□ アイテムをうまく使い分けよう! 日焼け止めはスキンケアとメイクの間に使う
スキンケアでしっかり肌をうるおしたら、日焼け止めをぬります。今は、下地としても使える日焼け止めもたくさんあります。
□ 首や指までしっかりぬること
岡本さんが強く言っていたのは、顔だけでなく首や指までしっかり日焼け止めをぬることです。
「顔はしっかりとぬっていても、首や指までぬっていない人がとても多くてもったいないんです。肌が露出している部分はぬって欲しいです。お願いです!」
露出している肌には、日焼け止めをぬってあげるようにしてくださいね♡
#4.春肌の土台づくりを 早め早めのUV対策
夏に紫外線ダメージを受けたくないなら、今の時期からUV対策は必須。スキンケアで保湿しておくことも大事です。
「化粧水をたっぷり入れ込みましょう。春になってから対策をしても、すでに紫外線の影響を受けてしまっています。今のうちからUV対策をしましょう!」
春夏の紫外線対策を今からするのは、冬の乾燥対策を秋からするのと同じ。未来の肌のためにも、今から意識してスキンケアに取り組みましょう!
#5.肌の中まで刺さる紫外線のケア
将来のシミ、シワに繋がる「光老化」に注意!
最後に、気をつけたいポイントとして「光老化」が挙がりました。というのも、紫外線はすぐに赤くなったり、肌の表面の日焼けはもちろん、すぐに見た目に出てこない肌の中まで刺さる紫外線によるシミ・シワの原因にもなるんです。
shizucat
「肌の老化の原因は、加齢よりも紫外線によるものの方が大きいんです。今は良いものがたくさんあるので、しっかり肌を守ってあげましょう」
日常生活レベルでも知らず知らずのうちに長い間浴び続けたりして、このダメージが蓄積されると、シワの原因になるとも言われています。落とし穴になりがちな現象で、今の肌のためにも、未来の肌のためにもUVケアに取り組む必要があります。
将来の肌のために♡紫外線対策を改めよう
スキンケアには真面目に取り組んでいても、“UVケア”はとりあえず日焼け止めをぬっていただけ……という人も多いもの。紫外線は強くなる春になる直前の今、一度見直してみませんか?
岡本さんから教えていただいたテクニックは今すぐ実践できるものばかり。紫外線から肌を守って、5年後も10年後もキレイな肌をめざしましょう♡