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たかが呼吸と侮るなかれ! 生理による“月イチ不調”の乗り越え方8か条

ライフスタイル

排卵後~生理前に低下する副交感神経の働きをカバーして、ハードモードな時期をスムーズに乗り越えよう! 「イーク表参道」副院長の高尾美穂さんが“月イチのピリつく時期を穏やかに過ごす8か条”を教えてくれました。

7、普段以上に、お腹をいたわる。

「体に水を溜めるプロゲステロンの作用もあり、この時期は便秘になりがち」と高尾さん。腸の不調は脳にフィードバックされ、視床下部、自律神経にも影響が出てしまう。

「いつもより食欲旺盛になりやすいのも、気をつけたいところ。腸を整えて便秘を改善してくれる他、むくみにも効果が期待できるきのこ類やわかめを積極的に摂りましょう。リラックス効果があり、むくみ、便秘に良いとされるルイボスティーを飲むのもおすすめ」

8、エストロゲンを補うサプリを摂る。

エストロゲンの低下が避けられないなら、サプリで補うのも手。

「エストロゲンに似た働きをするとされている『エクオール』は、ある腸内細菌が大豆に含まれるイソフラボンを変換することで産生されるもの。ただ、その腸内細菌を持つ日本人は約50%という話もあります。エクオールを産生できる人のほうがPMSが軽いというデータがあるので、PMSの症状が重い人は試してみては」

高尾美穂さん 女性のための総合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長。医学博士、産婦人科専門医、スポーツドクター。ヨガドクターとしても活躍し、診療のかたわら、講演活動も行う。

※『anan』2022年8月31日号より。イラスト・icocrafts/イコ 取材、文・間野加菜代

(by anan編集部)

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