結婚前に、具体的にどんなことを確認しておけば良い? 実例をもとに専門家にお話をうかがいました。
結婚する前に、お互いに確認すべきことはたくさんあります。
fumumu編集部では、10年以上結婚式の司式を務めている、神奈川県横浜市のシェアリングチャーチの牧師であり、リ・クリエイションの代表取締役の篠田真宏さんに、「結婚前に確認すべきこと」についてお話をうかがいました。
■結婚前に確認しておきたい7項目
まず、結婚前にお互いに確認しておきたいこととして、篠田さんは下記の7項目を挙げます。
①性生活について(ベッドは一緒か、別のほうが良いかも含めて)
②子供の人数
③子供の教育法
④経済的な問題
⑤両親との関係
⑥コミュニケーションの頻度
⑦休みの日の過ごしかた
カップルがお互いの「経済的な問題」や「休みの日の過ごしかた」について確認する場面は、ドラマなどでも見たりします。
しかし、性生活や子供の教育方針、両親との関係などの込み入った話題は、意識しなければなかなか話し合う機会はあまりないかもしれません…。
■結婚式に際してのポイントも
篠田さんいわく挙式をする場合にも、その準備段階でお互いに様々なことがチェックできるといいます
①結婚式の準備に、どのくらい相手の両親が口を挟んでくるのか
②新婦になる側の意見が式に反映されているか
③相手の予算とお祝い金の扱いかたをチェックする
先のチェック項目でも触れた「両親との関係」をはじめ、お互いの金銭感覚や相手を尊重できるかどうか…など、様々なことがチェックできるわけですね。
結婚後は何十年も一緒に生活していくわけですから、少しでも気になる点があればお互いしっかり話し合っておいたほうが良さそうです。
■結婚後に実際に起きたトラブル
これまで長年ブライダル業界に身を置く篠田さんに、結婚後に実際に起きたトラブルの一例も教えていただきました。
①ちどらかが潔癖症で、性生活がほぼなかった
②結婚後に相手のギャンブル依存症が発覚
③一方が相手を見下すような態度を取り、別居に至ってしまった
結婚していざ一緒に暮らし始めてみると、様々な問題が浮かび上がってきてしまうもの。こうした実例なども参考にしながら、結婚の準備は焦らず慎重に進めていきたいですね。