無料の会員登録をすると
お気に入りができます

最悪なクリスマスでした…! 女性が一生忘れない「冬デートの失敗談」3選

クリスマスって特別感がありますよね。でも、そんな特別な日に無理をした結果、失敗することがあります。今回はクリスマスにまつわる3つのドン引き&失敗エピソードをご紹介します。こんな気持ちにならないためにも、ぜひ失敗談を参考にしてみてください。

クリスマスデートでドン引き&失敗のエピソード3選

picture

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 195

クリスマスはできれば楽しいことがしたい。そんな気持ちから、無理やりデートをしたりキラキラの企画を立てたくなったりします。でも、無理に計画を実行すると、どうしても苦い思い出になる確率が上がります。今回はそんなクリスマスデートにまつわるドン引き&失敗談を3つご紹介します。反面教師にしながら、ぜひ参考にしてみてください。

寂しいから男友達を誘って鍋をつつくもカップルだらけでゲンナリ

クリスマスに一人なのは寂しい。そう思ったA子はなんとか1日を楽しく過ごせないか考え、当時腐れ縁だった長年の男友達を誘って夜デートを決行したそうです。

しかし、思いついたのはクリスマス直前。当然素敵なお店は軒並み満席となっており、なかなか予約が取れません。数軒電話してやっと取れたのですが、それは繁華街のど真ん中にあるモツ鍋屋でした。これで一人寂しくクリスマスを過ごすことはないと思った彼女でしたが、当日は想定していなかった気持ちを味わうことになります。

その日、仕事を終えてモツ鍋屋に集合し乾杯をしたところまでは良かったのですが、だんだんと周りがカップルだらけなことにA子は気づきました。クリスマスの繁華街ど真ん中のお店ですから当然です。そんな中でビールをガツガツ飲んで好きでもない男とモツをつつきあう自分に、だんだんと虚しさを感じたそうです。
さらに腐れ縁というだけあって、相手の男性はお酒の勢いで恋愛できないことや、苦し紛れにデートに誘うA子を小馬鹿にし始めます。

「寂しさを紛らわせるための企画でしたが、結果として怒りにも似た自己嫌悪に陥りました。今思えばクリスマスにそんなこだわった自分を青く感じますが、あの経験以来、無理に予定を埋めても後悔するだけだって学びました」

A子はそれ以降、クリスマスに一人だろうが彼氏がいようが、あまりイベントごとに期待しないようになったそうです。これも1つの成長? と言えるのでしょうか。

いい感じの人とデートしてお持ち帰りしたら泥酔されて…

picture

クリスマスはカップルだけのものではありません。B子はちょうど付き合うかも、といういい感じの男性とデートの約束が決まり、意気揚々とその場に望んだそうです。

彼はB子より年上ということもあり、デート中もいろいろ楽しい話しをしてくれてお酒も進む進む。あっという間に終電が近くなったと思ったら、B子の家で三次会をしようという流れになったそうです。

「クリスマスは一年で一番ラブホテルが埋まる日だって言いますが、私もガッツリイベントに乗っかるのか…ってその時は思いました」

ちょっと期待しながら自宅に上げたB子でしたが、悲劇はその後起こりました。お酒を飲みながら小一時間ほどしゃべったら、「お互い眠くなってきたね」なんて雰囲気になったとか。そしておもむろに彼が「じゃあ寝ようか」って言ってきたと思ったら、次の瞬間、本当に寝始めたのです! それも、なぜかB子のベッドで(笑)。

「最初はこっちに来いっていうフラグかと思いましたが、全くそうではありませんでした。彼は本当に速攻で寝ました。しかもいびきがめちゃくちゃうるさいし私は自分の家なのに床にごろ寝で痛くて寝られず。結局『これってどういう目的?』って思ったまま朝を迎えました」

彼は本当に下心なくB子と朝まで飲み明かしたかったのでしょう(寝ちゃいましたが)。でもB子は特別なイベントの日に大いびきを床で聞かされたことに落胆を通り越して怒りモード。結局彼とはそれ以降デートすることもなかったそうですが、クリスマスだからって過度な期待や変な駆け引きを挟むと、逆に苦い思い出になることもあるのかもしれませんね。

理想のクリスマスを押し付けて彼氏と大げんか、仲直りにケーキを買うも

picture

最後はクリスマスに理想を追い求めすぎたC子の話です。
C子は当時同棲していた彼とロマンチックなレストランでご飯を食べ、イルミネーションを見ながら自宅に移動してケーキを食べる。というプランを考えていました。

しかしクリスマスは年末の繁忙期。彼はそもそも食事に行く時間が作れないとなり、C子に向かって「浮かれて暇人なの?」とちょっと呆れ気味。それを聞いたC子は大激怒したそうです。

どっちが悪いというよりも目的や理想が違っただけなのですが、それをきっかけに二人は大喧嘩。C子は彼に対して、いつもデートプランを考えてくれないことや、そもそもプランが適当でセンスがないこと。そのくせ自分はいつも正しいというスタンスで話すことなど、過去の話しを持ち出してしまい収集がつかなくなったといいます。

結局仲直りできないままにクリスマスを迎えたC子。このまま年末年始に突入するのは避けた方がいいと考えたC子は、当日クリスマスケーキだけは買って帰ることにしたそうです。

しかし、その日彼は結局家に帰ってことなかったのです。後日、残業後に同僚と朝まで飲んでいたと聞いたそうですが、C子はこの1件で心底がっかりし、次の春が来る前にお別れをしたそうです。

「クリスマスの喧嘩がなければ別れなかったと思う」

C子は当時を振り返り苦い思い出だと語ります。確かに出来事として苦さがありますが、合わない関係だったことが早めにわかったのはラッキーだったとも考えられます。しかし、C子は彼と別れたてから未だに新しい恋愛が巡っていないらしく、ラッキーとはまだ言えない心境のようです。

クリスマスという特別な日は、普段と違うことをするからこそこうした失敗やトラブルが起きたりします。聖なる夜と言われる日だからこそ、心を清らかに保ちながら一日を大切に過ごしたいものです。つまり、つぎはぎのデートや彼との喧嘩は避けながら過ごしましょうということです。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ