なんとなく良かれと思って続けている美容習慣が、実は逆効果だったということがあります。そういった誤った美容習慣からは早めに抜け出すことが大切です。
今回は、ついやってしまいそうな「勘違い美容」をご紹介します。なかには昔から言われていることもありますが、改めて「おさらい」したい4項目です。
基本ケアに立ち返ろう
1:肌の調子が悪い時こそスペシャルケア
肌の調子が悪いと、少しでも早くどうにかしたいと思いますよね。しかし、そういう時にとっておきのラグジュアリーなシートマスクやパックなどをするのは逆効果。特別なケアをするのではなく、基本のケアに立ち返るべきです。
できるだけ刺激の少ない化粧品を使用し、丁寧に汚れを落として保湿し、乾燥や紫外線などの外的刺激から肌を守るケアを徹底しましょう。
使う化粧品の数はできるだけ少なく、配合されている成分もシンプルなもののほうが肌には負担になりにくいです。
また、新しいものを使うのではなく、日頃から使い慣れたものを使うのがおすすめです。そういう意味でも日頃から「低刺激」「敏感肌用」といった化粧品も適度に用いていると、いざという時に頼りになります。
2:生理中の美顔器の使用
美容好きな方ならお気に入りの美顔器があり、よく使用されているのではないでしょうか。しかし、生理中、できれば生理1週間前からは美顔器の使用を控えるのがベストです。
なぜなら、その2週間という時期は、ホルモンバランスが不安定になる影響で肌も不安定になりやすく、敏感に傾きやすい時期だからです。
この2週間は攻めのケアよりも保湿や乾燥や紫外線などの外的刺激から肌を守るケアを徹底しましょう。
3:毎日入念に自己流マッサージ
フェイスマッサージをすると、血行がよくなったり、筋肉の凝りをほぐしたり、老廃物の排出を促したりする効果が期待できます。
しかし、正しい知識や技術を持たずに自己流マッサージを続けると、不要な力が入ってしまったり、肌を擦ってしまったりしてシワやたるみなどにつながる可能性があります。
そのためセルフケアでは、クリームやオイルを優しい力加減で斜め上に引き上げるようにして塗る、指先で優しくタッピングする程度に留めることをおすすめします。
そして、できればフェイスマッサージはプロの手を借りるのがベストです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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4:ランキング上位のコスメを片っ端からお試し
美容好きな方に多いのが、口コミサイトなどでランキングが上位になっている商品や、雑誌などでビューティ賞を受賞した商品を片っ端からお試しするという習慣です。
一見良いことのように思えるかもしれませんが、肌の状態は人それぞれ。肌を取り巻く環境も年齢も異なります。そのため多くの方に支持され、注目の成分が配合されている商品だとしても、必ずしも自分に合うとは限りません。
それに加えて、頻繁にスキンケア化粧品を入れ替えることは、肌にとって刺激となる可能性があります。また、ひとつの化粧品が自分の肌に合うかどうかも1か月程度じっくりと使ってみなければ判断は難しいでしょう。
そのため新しいスキンケア化粧品をお試しする際は、自分の肌にとって必要な商品かよく吟味してから生理直後の肌の調子が良い時に使用しましょう。そして、1品ずつ試してみるのが理想的です。