一番近い存在の夫には何でも打ち明けてほしいですね。それが夫婦のうまくいく秘訣でもありますが、妻に不満を抱えたまま不倫に走る夫は多くいるようです。今回は、不倫夫の本音LINEを目にした妻が反撃に転じたエピソードをご紹介します。
子どもは妻に似てすぐに機嫌が悪くなるんだよ
「うちには3歳になる息子がいます。夫はいわゆるイクメンで、よく子どもの面倒を見てくれるんです。ある日、ぐずる我が子に戸惑っていると『俺があやすよ』と夫が声をかけてくれて。
その瞬間、偶然夫のスマホが目に入ったのですが、そこには『子どもは妻に似てすぐに機嫌が悪くなるんだよ』『君と結婚すればよかった』と書いてあったのです。
すぐに浮気だと気づき『これがあなたの本音なの? 』とスマホ片手に詰め寄ると夫は顔面蒼白に。幼なじみと不倫関係にあると白状したので、その場で別れのLINEを夫に送信させました。私と子どもに償ってもらうべく、引き続き子育てへの参加を約束させたことは言うまでもありません」(友里・仮名/30歳)
不倫相手に自分だけでなく子どもの陰口も叩いていたとなると、それは到底許せるものではありませんね。今回のようにやり直すのなら、裏切られた分態度をしっかり改めさせるのもひとつの手です。
うちの妻と違って大人だから理解がある
「うちは歳の差夫婦で夫が一回り上なんです。その影響で私は何かと相手を頼りにすることが多く、そんなところを夫も『甘えん坊で可愛い』と言ってくれていました。
でも、ある日を境に『仕事が忙しい』と言うばかりで、夫が構ってくれなくなって。
様子がおかしいので、夫がトイレに入っている隙にスマホを見ると『〇〇さんは、うちの妻と違って大人だから理解がある』と女性に宛てたメッセージがあったのです。
さらにスクロールすると年上の女性と笑顔で映る夫の写真が…。不倫を確信した私は、離婚して慰謝料をもらおうとしばらく夫を泳がせることにしました。
証拠を突き付けた時の夫の驚いた顔が今でも忘れられません」(遥・仮名/25歳)
不倫を知ってすぐに、夫を問い詰めることが正解とは限らないようですね。もし、相手の浮気が原因で離婚するなら、できるだけ多くの不倫の証拠を集めることで自分に有利に働くでしょう。
君のためなら何でもするよ
「結婚して5年目の話です。夫は何も家のことを手伝ってくれず、いつも一人で家事をこなしていました。その日も、仕事の連絡が入ったとしばらく夫はスマホとにらめっこ。
掃除をしていた私が、夫の後ろを通り過ぎると『いつもお世話になっております』と仕事のLINEらしき内容が見えたのですが…。次の瞬間『君のためなら何でもするよ』『家事が大変なら掃除も洗濯も任せて』という文字が目に飛び込んできて。
すぐに不倫だと勘づいて『どういうつもり! 私はあなたの家政婦じゃないのよ』と怒鳴ると、夫は同僚とW不倫していたと認めたのです。それからは、夫にすべての家事をやらせることにして、私は悠々自適の生活を送ることにしました」(瞳・仮名/33歳)
妻に協力的でなかったのに、不倫相手にはいろいろと尽くしていたなんて、考えるだけでも腹が立ちますね。夫は今まで何もしてこなかったので、反省の意味も込めて今後の家事を担うくらい当然なのかもしれません。
以上、不倫夫の本音LINEを目にした妻が反撃に転じたエピソードをご紹介しました。
一時の感情で不倫に陥っても、いい結果が待っているとは限りません。大切な人を裏切った代償を払うことになると肝に銘じてほしいですね。
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