メイク講師のSAKIです。いくつになっても綺麗でいたいと思うのは当然ですし、メイクだっていつまでも楽しみたいですよね。今回知って欲しいのは、「年齢」でメイクの仕方も変えていく必要があるということ。もちろん好きな色やお気に入りのコスメ、気になるメイクをどんどん取り入れるのはとてもいいことですが、美しいバランスを取るためには年齢に合わせたメイク法も取り入れる必要があります。今回は、30代メイクから40代メイクへシフトチェンジする際に取り入れた方がいいポイントを3つご紹介します!
カラーアイテムは、くすみカラーからブライトカラーへシフトチェンジ
今や年齢問わずトレンドから定番メイクとなりつつある「カラーメイク」ですが、普段どんなカラーを取り入れていますか?
実は今のトレンドは「くすみカラー」。ピンクはピンクでも、グレイッシュなダスティピンクやモーヴなどのくすんだ落ち着いたトーンの色が人気です。確かに上品な色合いで大人世代も使いやすいですし、深みがあることで目もとに馴染みやすく、普段から取り入れやすいというメリットがあります。
しかし、40代を過ぎるとまぶたのくすみやくぼみによる影が30代の頃より目立ち始めます。そこにくすみカラーを馴染ませるとまぶたが重く暗い印象に。アイシャドウベースを馴染ませる手もありますが、綺麗に隠そうとすると厚塗り感が出てしまいます。
40代からこそ、明るさのある「ブライトカラー」を取り入れてみましょう!
明るい色なんて、若い子に似合うんじゃない?と思うかもしれませんが、くすみが気になる40代にぴったりです。
ブライトカラーといっても「明度が高く」「彩度はやや低め」がおすすめです。イメージとしては、春に使いたくなるフレッシュだけど透明感のある色。ピンクであれば、白っぽさや鮮やかさを感じないクリアな桜色など。まぶたのくすみやくぼみ感をパッと払い、ハリ感のあるいきいきとした目もとを演出できますよ。
アイラインもマスカラも、「ボリューム」からどんどん引いてみよう
アイラインやマスカラに関しては「引き算」がとても大事です。こちらも意外と落とし穴ですが、まぶたがくぼみ、影が目立ち始めると目が小さく見えてしまうので、アイラインを太く描いてしまう、マスカラのボリュームタイプを重ね付けする、などどんどん足していく方も多いです。
ですが、盛れば盛るほど黒い部分が目立ち、逆に目が小さく見えます。
シンプルに、繊細に仕上げる方がぱっちりとした瞳を演出することができますよ。
アイラインは、まつげの生え際を埋めるようにごく細く描きましょう。目力が欲しい方は、やや長めに線を引いて横に目幅を出すのがおすすめです。まつげの生え際が埋まればフレームラインがくっきりし、目が大きく見えます。
マスカラは、ボリュームよりロング効果を意識する方がおすすめです、ボリュームによりまつげが束になると、黒い部分が目立ち派手な印象に。まつげは繊細なセパレートを意識し、ビューラーでしっかりまつげを上げてロング効果を意識すれば、目の縦幅もプラスされます。さらに瞳に光が入りやすくなり、アイシャドウの色もまつげの隙間からしっかり見えるので色も楽しめますよ。
華やかな「ラメアイテム」改め、繊細な「パールアイテム」をチョイス
こちらも最近のトレンドとして挙げられていますが、「ラメ」と「パール」の質感にも40代からはこだわってみましょう。ラメは大粒で大胆にキラキラと輝き、パールは繊細でなめらかなツヤを楽しめます。
ラメは派手な印象になるだけでなく、シワの間に入り込むととても目立ち、ムラっぽく見えてしまいます。パールであれば、粒がラメほど大きくないのでシワに入り込んでも目立ちにくいですし、上品な輝き方なので高級感のあるメイクを楽しむことができます。
アイシャドウのラメ感はもちろん、ハイライトやリップに入っているラメやパール感の違いにもこだわってみましょう!
メイクにはほとんど正解もありませんが、やはり年齢を重ねるごとに「なんだかこのメイク、ちょっと変かも?」と違和感を感じ始めることもあるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、今の自分にマッチしたメイクアップアイテムを探してみてくださいね!